このページの本文へ

前田知洋の“マジックとスペックのある人生” 第210回

深夜の防犯用に「Ring Indoor Cam」を設置したら、アレが写っていました

2024年01月16日 16時00分更新

文● 前田知洋 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
Ring Indoor Cam

深夜、庭で物音がしたり、袋が破られたり

 最近、自宅の庭に不可解なことが起きていました。たとえば、夜中に物音がしたり、翌朝になるとガーデニング用の肥料の袋が破られていたり……。その度に庭をチェックしますが、不審者や原因などは見当たりません。

 筆者の住んでいる場所には、人間だけでなく、鳥や動物もたくさんやってきます。カラスが玄関に石を並べたり、「ドアが激しくノックされるなあ」と思ったら家の壁をつつくキツツキだったり……なんてこともありました(笑)。

 そんな自然豊かな環境なので、犯罪が起きるかも……という過度な心配はしていません。しかしここ数年で、近隣の山では「イノシシ目撃。注意!」などの警告も目立っています。心配して良いのか、悪いのか……。とにかく、不審な現象の理由を突き止めないと対応もできません。

 そこで、前から注目していたアマゾンのRingブランドで販売しているセキュリティーカメラを導入して、正体を見極めることにしました。

 本来、庭なので屋外用のカメラ(「Ring Stick Up Cam Battery」など)が必要ですが、軒下に安価な屋内用の「Ring Indoor Cam(第2世代)」を設置することに。Amazon.co.jpのブラックフライデーでセールで2980円で購入できたのも導入のキッカケでした。ちなみに屋外用のRing Stick Up Cam Batteryは、室内用の3倍くらいの値段です。

一般的な防犯カメラではなく、Ringシステムを選んだ理由

 屋内設置用のRing Indoor Camと屋外設置用のRing Stick Up Cam Batteryの違いは、バッテリーの有無と防水防塵性能。筆者の自宅では設置場所にコンセントがあり、雨がかからない軒下なので、インドア用でもしばらくは問題ないはず。もし壊れても、不審者(動物?)の正体がわかるまで使えれば……とRing Indoor Camを導入しました。

 普通の防犯カメラではなくRing Indoor Camを選んだ理由は、小型で手軽に取り付けられること。そして、外出時でもスマホでもライブ映像をチェックできることです。一般的なセキュリティカメラと違い、専用レコーダーなども必要としないことから、おそらくセットアップも簡単なはず。

 さらに、クラウド録画ができるRingのサブスクリプションサービスにも興味がありました(Ringプロテクトプラン | Ring)。2024年3月31日までは、クラウド録画をお試しで無料で利用できます(1月16日現在)。

付属品も万全、据え置きでも壁付でも使える

 Ring Indoor Camが届いて感心したのは、給電用ACアダプター(10W、USB-A)だけでなく、micro USBケーブル(およそ2メートル)、取り付けのネジ、セキュリティー用のステッカーまで、設置に必要なものがすべて付属していたこと。一般的なセキュリティーカメラの場合は、そうした取り付け金具類が別売であることがほとんどです。

Ring Indoor Cam

設置に必要なものはおおよそ付属している

 カメラのスタンド部分はポンと置いて据え置きで使うこともできますし、ボールジョイントで向きを変え、壁面などに固定できるオールマイティーなデザイン。

 このあたりは、「優秀なプロダクトデザイナーを使っているなあ」と感心しました。ただしボールジョイントは固めなので、手の力が弱い人は設置に苦労するかもしれません。

 筆者の購入したRing Indoor Camは、室内用なのでLEDセンサーライトはありません。しかし、カラーナイトビジョンに対応しているため、暗闇でもはっきりと映像を視認できるので、筆者のような用途でも使用可能です。

Ring Indoor Cam

夜中に物音がするガーデニング用具入れの上にカメラを設置

 このRingシステム、特筆すべきサービスが2点あります。

 1つ目は盗難保証で、セキュリティーカメラが盗難にあった場合に無償交換してくれるそう。ただし、筆者のように室内用を屋外に設置した場合などのケースもあるでしょうから、よく規則を確認しておきましょう。

 2つ目は、購入後4年までソフトウェアのセキュリティーアップデートを保証しているところ。屋外用カメラを含め、この価格の防犯カメラとしては十分なサービスだと感じます。

さまざまなデバイスとOSに対応、屋外対応の機種なら防水性能も

 在宅時にはPCのウェブブラウザーでカメラのライブ映像を見られるほか、外出時にはスマホなどでカメラ映像をチェックできます。

 サブスクリプションのクラウド録画には、180日分のビデオ履歴(モーション検知時、ライブ映像にアクセス時の録画・録音)にアクセス可能。モーション検知ゾーン内で人物を検知したとき、映像と一緒にスマホなどにプッシュ通知されます。

 PC以外で利用できるデバイスは、iOS 15以上、Android 9以上、Fire OS 7以上。ほぼすべてに対応しています。Wi-Fiは2.4GHzを利用しています。

 屋外対応のカメラ、Ring Stick Up Cam BatteryではIP55等級、Ring Spotlight Cam Plus BatteryはIP65等級の防水防塵機能があるそう。こうしたIP等級はいずれも「全方向からの水濡れに内部が影響が受けず」「埃や塵による電子機器に影響がない(IP55)」もしくは「埃や塵が侵入しない(IP65)」という基準です。

不審者の正体が判明したら、今度は心配に……

 設置は無事に完了。さて、不審者の正体はというと……カメラを設置して3時間ほどで判明しました(笑)。写真でもご覧いただけるように、庭に遊びに来ていたのは、黒猫。どうりで暗闇の中では発見できなかったわけです。イノシシなどの危険な動物ではなくて安心しました。

Ring Indoor Cam

設置後、3時間ほどでモーション検知された猫。警戒しながらも、すぐにRing Indoor Camをチェックしている

 画像で判別するかぎり、毛並みもよく、栄養状態も良さそう。なので、近隣で可愛がられている外飼いの猫かもと推測し、勝手に「クロちゃん」と名付けました。

 このクロちゃん、夜中に庭で遊びまわるのはOKですが、我が家で健康を害してもらっては困ります。対策としては動物がかじりそうな肥料の油かす(大豆などから油を絞ったもの)や、動物に危険な薬剤などはフタ付きの箱に入れることにしました。

 録画データをチェックしてみると、クロちゃんは「夜のパトロール(徘徊)中の休憩場所にしているのかも……」と思えなくもありません。

Ring Indoor Cam

夜間のナイトビジョン映像。屋内用ですが、暗闇の屋外もよく映る

 不審な出来事の原因が判明してホッとしたところですが、今度は姿が見えないと「しばらく遊びに来ないなあ……」と心配するようになりました(笑)。人間って、勝手ですよね。

Ring Indoor Cam

夕方のパトロール(徘徊)中の休憩場所にしているようにも見える

 筆者の仕事のマジックで、タネや仕掛けの正体を探られるのは好みではありません。しかし、日常での不審な出来事にお悩みの方は、その正体を探ってみる必要があるでしょう。PCやスマホ、Wi-Fiなど、お手持ちのインフラを使えるRingブランドのセキュリティーカメラ。試しに導入してみてはいかがでしょうか?

前田知洋(まえだ ともひろ)

前田知洋

 東京電機大学卒。卒業論文は人工知能(エキスパートシステム)。少人数の観客に対して至近距離で演じる“クロースアップ・マジシャン”の一人者。プライムタイムの特別番組をはじめ、100以上のテレビ番組やTVCMに出演。LVMH(モエ ヘネシー・ルイヴィトン)グループ企業から、ブランド・アンバサダーに任命されたほか、歴代の総理大臣をはじめ、各国大使、財界人にマジックを披露。海外での出演も多く、チャールズ英国王もメンバーである The Magic Circle Londonのゴールドスターメンバー。

 著書に『知的な距離感』(かんき出版)、『人を動かす秘密のことば』(日本実業出版社)、『芸術を創る脳』(共著、東京大学出版会)、『新入社員に贈る一冊』(共著、日本経団連出版)ほかがある。

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン