手に持った時のマットで滑りにくい感触は最高
モトローラのrazrブランドの携帯電話は、大昔のガラケー版も含めその後「razr 5G」(海外版・海外用)、「razr 5G」(日本版)と買って使い続けてきた。そして今回は11月に「motorola razr 40」をIIJmioのキャンペーン中に、9万5800円という割安価格だったので衝動買いしてしまった。
さっそく配送されてきたrazr 40のパッケージを見て、以前の超豪華だったころのrazr 5Gのパッケージと比べて、その大きな格差に正直驚いた。最新のものはプラスチックフリーやエコなど、いろいろなウンチクは出てきそうだがやはり驚くほどの差異だ。しかし本体の値段が安くなるのなら、悪いことではない。
以前のrazr 5Gは少しレガシーなイメージを残した全体的に丸みのある曲面デザインだった。手に持った時のその優しい感覚は秀逸だったと記憶している。カバーディスプレーサイズも最新のrazr 40 ultraほどではないが、カバーの上3分の2ほどをディスプレーが占めるなかなかモダンレガシーなデザインだった。
カバーディスプレーにもアプリのアイコンを3列2段ほど表示可能で、多少せせこましい感じはあったが実行できるアプリも少なからずあった。PayPayのバーコードなどの表示も可能だったので、キャッシュレス決済にカバーを開かずに支払いも可能だった。
一方、今回衝動買いしたrazr 40は、カバーディスプレーは1.47インチと小振り。上位機種であるrazr 40 ultraのカバーディスプレー(3.6インチ)に比べると4分の1以下の面積となり、通常のAndroidアプリは動作しない。イメージ的には背面に円形のディスプレーを配したUnihertzのTickTockの様に限定した特定アプリを使用するイメージだ。
razr 40は2つ折りする時に、液晶ディスプレーをヒンジ側に押しやり「側面から見るとしずく型形状」にして折りたたむために、外観上は2つの液晶画面は完璧にピッタリとくっついたフラットで極めてスッキリしたスマートな外観に収まる。ヒンジ部分に隙間のあるGalaxy Z Fold4ユーザーとしてはうらやましい。
筆者のrazr 40はバニラクリーム色のビーガンレザー仕上げだが、手に持った時のマットで滑りにくい感触は最高だ。相変わらずスマホを落とす心配はあるが、購入時に本体保護のためのケースやカバーを同時に衝動買いしなかったのは、今回が初めてだ。久しぶりに素のままで使ってみたいと思ったスマホだ。

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