仕事で使えるビジネス版LINEである「LINE WORKS」(ワークスモバイルジャパン)の連載では、アカウント作成の基本からビジネスシーンでの活用術、便利なTipsなどを紹介していく予定。第126回は、メジャーアップデートで追加された「Today」ウィジェットなどについて紹介する。
11月25日、LINE WORKSの2023年最後となるメジャーアップデートが実施された。バージョンはv3.8となり、テーマは「ひと目でわかる今日の仕事」。
1日にやるべきことをピックアップして表示する「Today」
大きなポイントは「Today」ウィジェットが、ホーム画面に追加されたこと。1日にやるべきことがピックアップして表示されるので、始業時にはまずチェックするようにしよう。掲示板やカレンダー、タスク、アンケートの情報が表示される。それぞれ1~2件の内容を確認でき、それ以上ある場合には「+n」とアイテム数が表示される。
○Todayに表示される情報
掲示板:まだ読んでいない必読投稿(1件)
カレンダー:直近の予定(2件)
タスク:今日までに完了する必要があるタスク(2件)
アンケート:今日までに回答が必要なアンケート(1件)
なお、カレンダーは確認時における直近の予定2件が表示され、時刻が過ぎると表示されなくなる。完了したタスクやアンケート、確認した掲示板なども表示されなくなることを覚えておこう。
やるべきことをひと目で把握できるので、遅延やキャパオーバーにすぐに気づける。予定を立て直すきっかけとなり、はやめの調整をすることでトラブル防止にもつながるだろう。
初期設定は有効になっているが、「設定」→「ウィジェット設定」→「Today」のスイッチでオン/オフが切り替えられる。
タスクに複数の担当者を指定できるようになった
従来、タスクの担当に割り当てられるのは1人だけだったが、今回のバージョンアップで複数人を指定できるようになった。複数の担当者を指定した場合、完了方法を「担当者のうち誰か1人が完了」もしくは「担当者全員の完了が必要」から選ぶようになっている。
例えば、飲食店なら「納品物の確認」であれば誰か1人が行えばいいので「担当者のうち誰か1人が完了」を選択。「来月のシフト提出」ならアルバイト全員に対応してもらわなければならないので、「担当者全員の完了が必要」を選択するといった具合だ。
タスク作成画面で「担当者」を開くと、複数のメンバーをまとめて選択できるようになっている。「完了条件」をタップすれば、完了するのが1人でよいのか全員なのかを選択できる。
社内に周知させたい情報がある場合、「担当者全員の完了が必要」のタスクを使うと便利だ。例えば、掲示板に掲載した情報をなかなか見ない人がいる場合、タスクにしてしまえばいいのだ。「掲示板の「○○」を確認してください」といったタスクを作っておけば、能動的に完了させる必要があるので、読み逃し防止になる。
タスクを効果的に割り振ることができ、「Today」で確認できるので確実に処理できる。業務効率アップにつながるので、ぜひ活用してほしい。
今回紹介した2つの機能以外にも、アップデートされた機能がある。LINE WORKSのブログで紹介しているので確認してみよう。
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