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ビューティーテック×AI/DXデータフォーラムレポート、AOSデータが推進する美容領域のDX

JALらが挑んだ「サウナテック」、テクノロジーによりサウナの混雑平準化に至るまで

2023年11月17日 08時00分更新

文● 大河原克行 編集● 福澤/TECH.ASCII.jp

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データ事業活かすAOSデータのビューティーテック領域のDX促進

 フォーラムを開催したAOSデータは、個人や企業などのデジタルデータ復旧事業を推進しているほか、データ移行の支援では1300万人以上の実績を持つ。また、約7500社の企業や90万人の個人のデータをクラウドで保存するクラウドデータ事業や、証拠データの復元調査や証拠開示による事件解決のサポートも手掛けている。

 AOSデータの執行役員CSO AI・DXデータ事業部長である宮本琢也氏は、「デジタルデータはAWSの日本リージョンで預かっているが、その規模は16PBに達しており、日本ではベスト5に入るデータ量になるとAWSに言われた。これだけ大量のデータを、安心、安全な環境で預かっている」と説明する。

AOSデータ 執行役員CSO AI・DXデータ事業部長 宮本琢也氏

 AOSデータは、このデータを利活用する一環として、各業種のDX推進やAI・データ活用、リスクマネジメントの事例を紹介する『産業DX/AIデータフォーラム』を、2022年7月より10回以上開催する。宮本氏は「美容業界においても、様々な企業とのコラボレーションを通じて、データで変革を起こしたい」と意気込む。

 AOSデータでは、フォーラムの開催以外にもビューティーテック領域で取り組みを展開する。

 ひとつは、「ビューティーテックカオスマップ2023版」の公開だ。ChatGPTを使用して作成したこのマップでは、ビューティーテックのメインカテゴリーを、「スキンケアテクノロジー」、「ヘアケアテクノロジー」、「メイクアップテクノロジー」、「フィットネス&ウェルネス」、「美容整形手術&治療」、「スマートジュエリー」、「美容家電」、「バイオハッキング&ゲノム」の8つに別け、さらに細分化した全32分野の業界クラスターを描いて、それぞれで活躍する企業をリストアップしている。AOSデータ 取締役の志田大輔氏は、「ビューティー分野は、様々なテクノロジーとの組み合わせができる市場であり、他業界との連携が起きやすい」と説明する。

AOSデータ 取締役 志田大輔氏

ビューティーテックカオスマップ2023版

 もうひとつは、「ビューティーデータプラットフォームAOS IDX」の提供だ。顧客の美容体験や美容製品の改善、マーケティング効果の最適化、業務プロセスの効率化などを図るビューティーテックの推進に必要となる、美容関連のデータを総合的にマネジメントし、AIによるデータ分析や活用につなげるデータ管理プラットフォームとなる。

 同プラットフォームは、厳格かつ柔軟なアクセス権限管理やドキュメントへの検索用メタデータ付与によるデータ検索、マルチモーダルAIへの対応、ファイルビューアー、暗号化および監査、バックアップ、大容量長期保管向けアーカイブシステムといった機能を備える。

ビューティーデータプラットフォームAOS IDX

 志田氏は同プラットフォームの特徴として、「データの専門企業として、データを喪失させない仕様であること、データの共有だけでなく、AIによるデータの活用を前提に設計していること」を挙げる。

 また、AOSデータの生成サービスや管理、知財保護、業務支援サービスと組み合わせることで、美容産業向けの総合ソリューションを展開できることも示した。今後は同プラットフォームのAPIを公開し、パートナーと連携して、ビューティーテックを実現する分析ツールや予測ツール、モニタリングツールなどを提供する予定だ。

美容産業向けの総合ソリューションを展開

 デモンストレーションでは、社内外の市場データなどをマーケティングデータとして一覧表示。コールセンターの問い合わせからキーワードも抽出し、それらに対して最適な対応をするシナリオを紹介。また、顧客に対しては、スキンケアの診断状況や購入している化粧品、肌の状態の予測データなどを用いて、パーソナライズされた提案をする様子を示した。

デモンストレーション

 最後に、志田氏は、「いいデータがあって、いいAIができる。AOSデータは、Data to AIのコンセプトのもと、ビューティーテックにおいてもデータプラットフォームとAIの統合により、深い洞察や予測を可能にし、美容産業の競争力の向上を支援していく」と締めくくった。

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