楽天グループは11月1日、SPU(スーパーポイントプログラム)の特典内容を12月1日より変更すると発表した。これを受けて、ネット上では「改悪だ」とちょっとした炎上騒ぎに発展。ライバル会社であるKDDIの髙橋誠社長も「他社のサービスなのであまり言えないが、ネットを見ているとポジティブな反応ではなかったようだ」とコメントするほどだった。
楽天グループは全体で見れば堅調に稼いでおり、成長を描けているのだが、唯一、楽天モバイルが「お荷物」となってしまっている。同社が全国に展開した基地局に対する設備投資費がかさんでおり、赤字体質を脱却できていない。今後、楽天グループで1兆円を超える社債の償還が迫るなど火の車であることは変わりない。
これまで楽天グループとしては、一部のユーザーに対してポイントを付与しすぎていた傾向があったようで、今回の特典改定で、そのあたりを軌道修正。少しでも赤字体質を改善したいのだろう。
では、実際のところ、本当に「改悪」なのか。
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