「ファーランド」シリーズ第5弾は初の女性主人公!

『ファーランドストーリー 大地の絆(PC-9801版)』が「プロジェクトEGG」で本日リリース!

2023年10月31日 15時50分更新

文● ミヤザキ/ASCII

『ファーランドストーリー 大地の絆(PC-9801版)』が「プロジェクトEGG」で本日リリース!

 D4エンタープライズは10月31日、同社が運営するレトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」にて、TGL(現:エンターグラム)が1995年にリリースした『ファーランドストーリー 大地の絆(PC-9801版)』を配信開始した。価格は770円(キャンペーン終了後は1100円)。

ファーランドシリーズ第5弾!
今回は初の女性主人公となり、新たなファーランドが楽しめる

 かつて大地には無限の繁栄を続ける王国、ルラファンのみがあった。大地には「地」「火」「水」「風」の4大元素からなるエネルギーの結晶体「精霊の珠」があり、それらが大地に恵みを与え、人々を幸せに導いていたのである。

 

 しかしある時、サルディス地方領主が自らを「王」と名乗り、サルディス王国の樹立を宣言。やがて四つの「精霊の珠」に邪神が封じ込められていることを知ったサルディス王は、それぞれの「精霊の珠」を集め、邪神との間に盟約を交わした。

 

 その結果、サルディス王は究極の兵器統合システム「白銀の翼」を手に入れる。それに対しルラファン国はただちに軍隊を派遣。「精霊の珠」を奪還したものの、時すでに遅くサルディスは多くの人民を抱えたまま「白銀の翼」の力により、天空へと飛翔した。

 

 天空からの攻撃に大地は徐々に軍政を失い、降伏も余儀なしと思われた頃、ルラファン王立魔道師団長ヘンリーが、四つの「精霊の珠」を四方に設けた神殿に配して強大な結界を造り上げ、天空サルディスを大陸の西北に封じた。

 

 そして、その結界はルラファン、サルディス両国から「大地の絆」と呼ばれ、大いなる畏敬をもって語られた。

 本作は1995年にリリースされたシミュレーションRPG。ファーランドシリーズ第5弾にあたる作品で、プレイヤーはサルディス第一皇女のクシナー・サルディアナとなって、仲間とともに冒険していく。

『ファーランドストーリー 大地の絆(PC-9801版)』が「プロジェクトEGG」で本日リリース!

 ゲームは前作同様に、ターン制&ステージクリア型のシミュレーションRPGを採用。一つ一つのユニットを動かして敵と戦い、マップごとに定められたミッションを攻略することで次のステージへと進める。

『ファーランドストーリー 大地の絆(PC-9801版)』が「プロジェクトEGG」で本日リリース!

 ストーリーは前作の過去にスポットをあてており、これまでのストーリーを補完する役割も担っている。とはいえ、おまけ的なシナリオではなくボリュームも充分だ。

 全40ステージに渡って語られる壮大な物語には定評があり、ファンの中には「大地の絆のストーリーが一番好き!」という人もいるくらいだという。

『ファーランドストーリー 大地の絆(PC-9801版)』が「プロジェクトEGG」で本日リリース!

 シリーズ初の女性主人公を採用して話題となった本作。遊びやすいシステムはそのままに“ファーランドらしい練られたシナリオ”が楽しめる一本だ。

紹介動画

特典

 特典として、当時のマニュアルをPDFで収録している。

『ファーランドストーリー 大地の絆(PC-9801版)』が「プロジェクトEGG」で本日リリース!

【ゲーム情報】

タイトル:ファーランドストーリー 大地の絆(PC-9801版)
ジャンル:シミュレーションRPG
メーカー:エンターグラム
プラットフォーム:PC
配信日:配信中(2023年10月31日)
価格:770円
※キャンペーン終了後は1100円での配信となります。

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