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TGS2023 GALLERIAブースステージイベントをレポート【後編】

SHAKAさんやBeauloさん、『スト6』プロも! GALLERIAステージイベントが豪華すぎた

2023年11月02日 16時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

提供: サードウェーブ

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格ゲーはおじさんのほうが強い?

 3つ目のお題は、「格ゲー年齢問題。格ゲーは年齢差が出にくいという認識 スト6においても変わらない」。こちらは、立川選手とぷげら選手が〇、×がときど選手、ガチくん選手、どぐら選手は〇も×もあげていた。

 どぐら選手は「格闘ゲームって、皆が思っているより反射神経ってそんなになんですよね。どちらかというと長年培ってきた感覚や知識、経験がウエイトを占めるんですよ。ただ、スト6になって、ドライブインパクトという要素が入ってきて、そこだけは結構ガチの反射神経という部分もあるんですよね。僕とかは返せないこともあるんですけど、若い選手の、ドライブインパクトへの反射神経ってすごいんですよ。そこはズルいなって思いますね」と答えた。

 ぷげら選手は「僕は年齢差がめちゃくちゃ出やすいと思っていますが、おじさんのほうが強いんですけど、スト6になってからは、それが大分差が小さくなりそうだなって感じます。ドライブインパクトやジャストパリィといった反射神経が必要な部分もしっかりとありますからね」とコメント。

 ガチくん選手は「年齢差は関係あると思うし、若い方が有利だと思う」とコメントすると、それは〇では? とツッコミを受けていた。

 若干混乱しながらガチくん選手は「同じように前作までは経験値の部分が重要だったんですけど、スト6においてはちゃんと反応が求められる。そういったときに、若い人たちのフィジカルが、おじさんを超えてくるんじゃないかなって予想してます」とコメントした。

 これに対してときど選手は「インパクトもね、後から返せるようになっちゃうんですよ。格闘ゲームというジャンルは経験によって得る物が大きいんですよ。反応は衰えるかもしれないですけど、僕は今自分自身が格闘ゲーマーとして見たら一番強い自信があるんですよ。それも日々更新できていると思うので、1日1日の経験がものをいうジャンルだなって思っています」と返答した。

リーグとトーナメントは違う?

 4つ目のお題は「リーグ(SFL)とトーナメント(CPT)で得手不得手はある」。こちらは、全員〇を挙げた。

 どぐら選手は「リーグ戦とトーナメントで勝つための相手が全然違うんです。トーナメントは幅広い戦い方や幅広い対応が必要で、リーグ戦は戦う人やキャラクターが決まっていて、練習の方法も異なるので、向き不向きはあると思います」と答えた。

 ぷげら選手は「トーナメント表を見て、この人と当たるだろうなって思っても、想定通りにいくことができないので、規模が大きくなればなるほど難しいですし、リーグとトーナメントでプレイ時間も違うので、トーナメントは勢いに左右することもありますが、リーグはそこまでないので、得手不得手はあるなって感じです」とコメント。

 ガチくん選手は「トーナメントは気持ち的に、もちろん勝つぞという想いはあるんですけど、リーグと意気込みが違うというか。リーグは負けが込んでたり、自分の負けでチームが負けたりすると、1戦の気持ちの作り込みが難しくなるなって、最近感じました。勝てない状況が続いたときに、どう持ち直すかが難しいなって思います」と話した。

 ときど選手は「トーナメントのほうが好きな人って、トップ選手だといないんじゃないかなって。トーナメントは試験範囲が広すぎて、そのトーナメントに向けてというよりかは日々の積み重ねの確認になるのかなって。でもリーグだと対戦相手も分かっているし、そこにがっつりリソースを使っていいルールになっていることが多いので、気合が入りますね。その分負けるとすごい悔しい思いをすることになりますけどね」とコメントした。

 以上が座談会となる。最後にときど選手は「こういったお題に沿って話し合う機会ってあんまりプロゲーマー同士でやることがなかったので、新鮮で面白かったです」とコメント。ガチくん選手は「ストリートファイター6から始めた方も多いと思うんですけど、僕たちのことを知ってもらえるいい機会になりましたし、たくさん話せてよかったなって思いました」と話した。

 ぷげら選手は「こういうトークも珍しいですし、個人的にはときどさんと砕けた話をすることってあまりないんですけど、トークでぶつかり合えてよかったなって思っています」とコメント。どぐら選手は「僕は前の2日間も参加したんですけど、色々なブースでスト6プレイされていて、こんだけ楽しんでもらえているのは現状でもうれしいんですけど、今後ももっと僕らが率先して格闘ゲームの楽しさを伝えていけるようにがんばりますので、よろしくお願いします」とコメント。

 立川選手は「このメンツをまとめるって、かなり年下の僕がやるのかと緊張しながらやらしていただいたんですけど、皆さんも拍手などで盛り上げていただきありがとうございました」とコメントし、ステージイベントを締めくくった。

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