このページの本文へ

肉食ナベコの「なんでも食べてみる」 第881回

カップヌードル すき焼き風 謎肉牛丼

もうこれでいい。日清「謎肉牛丼」の新作が濃くてウマイ

2023年10月12日 17時00分更新

文● ナベコ 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
カップヌードル すき焼き風 謎肉牛丼

ご飯をかっこみたい!

 ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。食欲の秋、濃い味付けでご飯をかっこみたくなりませんか。

 日清食品が10月9日に発売した「カップヌードル すき焼き風 謎肉牛丼」。これが濃い、本当に濃い。

カップヌードル すき焼き風 謎肉牛丼

「カップヌードル すき焼き風 謎肉牛丼」コンビニで356円でした

 「謎肉牛丼」はカップヌードルシリーズから出ている「カップメシ」。麺ではなくフリーズドライのお米が入っていて、お湯かけ5分で“メシ”を楽しめるシリーズです。今回は、秋らしい「すき焼き風」ということで、しょうゆをベースに牛とタマネギの旨みが溶け込んだつゆに、さらに甘辛いすき焼き風の味わいを加えたとのこと。

カップヌードル すき焼き風 謎肉牛丼

お米は“ふっくら”。最近のフリーズドライは優秀

 お湯をかけて5分経つとこんな感じに。「これで出来上がり」でもよさそうですが、今回は別添えの「特製たれ」がついています。

カップヌードル すき焼き風 謎肉牛丼

特製たれが別添え

カップヌードル すき焼き風 謎肉牛丼

すき焼きのような香りが広がります

 濃い色のたれ。どうやらたれには牛肉の旨みが凝縮しているようで、加えた瞬間、まさにすき焼きのような動物性のそそる香りが広がりました。

カップヌードル すき焼き風 謎肉牛丼

卵黄を落としてみました

 すき焼というからには卵がほしいよね、と、家にあった卵を割って黄身を落としてみました。

 黄身を割りまぜていただきます。「う~ん、これだよね!これ!!」という納得のいくおいしさ。

カップヌードル すき焼き風 謎肉牛丼

めちゃうま!

 醤油などの「和」のドストライクな甘辛さ。ご飯につゆが染み込んで、さらに、動物性のガツンとくる旨さも重なって、濃いったら濃い。加えて、まろやかに絡む卵黄。最強の組み合わせです。

 商品名は“すき焼き風”ですし、味はそこに近いのですが、おつゆが染みたさらさらのご飯をかっこむので、体験としてはやはり「牛丼」を食べているのに近いですね。正確にいうと、つゆだく牛丼のご飯を食べているような感覚。さらに、味は普通の牛丼より濃いめです。かなりのインパクト。

 濃い味付けでご飯を食べたい時の気分に応えてくれます。

カップヌードル すき焼き風 謎肉牛丼

内容量118g(ライス86g)と、お店で牛丼を食べるよりは量少なめ。軽めにすませたいならちょうどいいです

 写真では見づらいですが、豆腐、ニンジン、ネギなどが入っていて、食感も感じられました。「牛謎肉」は、牛肉と大豆由来の原料に野菜などを混ぜてミンチ状にしたもので、よくいうとサイコロステーキのようなもの。もしくは、やはり“お肉的な何か”といった感じの独特な存在感。カップヌードルシリーズらしい個性です。

 私としてはかなり好きな味なので、これを買い込んでおけば、テレワーク中のランチや、お酒の〆になど、万事難無しと思ったのですが、お値段が356円とカップヌードルと比較してちょっとお高めです。すき焼き風の謎肉牛丼をかっこむか、駅前の牛丼屋に駆け込むか。揺れる乙女心と、秋の空(完)。


ナベコ

酒好きライター、編集者。酒活動しています。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に参戦するなど。ホットカーペットが気持ちよすぎて床で寝おちして朝陽で気が付く日々。せっかく年始におろしたパジャマを着ないと……。
♪アスキーグルメでおいしい情報配信中♪

カテゴリートップへ

この連載の記事
もぐもぐ動画配信中!
アスキーグルメ 最新連載・特集一覧