ファーウェイは9月14日にスペイン・バルセロナでウェアラブル製品を中心とした新製品発表会を開催し、新型スマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT 4」などを発表した。発表会では「Fashion Forward」をキーワードとし、テクノロジーの次のステップとしてファッションとの融合を考えた製品を投入すると説明。今回発表された製品は機能だけではなくデザイン性も高められている。そんな発表会に参加したので、レポートしたい。
◆ファッション性を高めヘルスケア機能も強化
◆「HUAWEI WATCH GT 4」2製品
HUAWEI WATCH GT 4はベゼル幅41mmと46mmの2つのモデルが発表された。それぞれ「ペンダントデザイン」「八角形デザイン」となっており、前者はよりエレガントに、後者はよりスタイリッシュな外観に仕上げられている。本体背面の生体センサーが改良され、またヘルスケア診断技術「TruSeen」はバージョン5.5+となり、健康状態をより正確に測定できるようになった。バッテリー容量は前モデルより20%増え連続利用時間も伸びている。
強化されたヘルスケア機能はTruSeen 5.5+にTruSleep 3.0が搭載され、睡眠サイクルの記録や睡眠中の心拍数とSpO2値から睡眠時の呼吸を認識する機能を搭載した。また、女性向けには月経周期管理3.0を搭載し、より正確な月経開始日などを通知できる。
フィットネス機能ではデュアルバンドGNSSを搭載し、高層建築物のある都市部でもウォーキングやランニング時の位置情報をより正確に確認可能に。ほかにはeスポーツやバスケットボール、サッカーなどワークアウトの種類が追加された。
41mmモデルは1.32型AMOLEDディスプレーを採用、解像度は466×466ドット(352ppi)。本体サイズは約41.3×41.3×9.8mmで、ベルト抜きの重量は37g。 ボディーカラーはホワイト、シルバー、ライトゴールド、ブラックの4色。価格は249ユーロ(約3万9000円)から。ヨーロッパでは10月4日から発売となる。
46mmモデルは1.43型、466×466ドット(352ppi)のAMOLEDディスプレーを採用。約46×46×10.9mm、ベルト抜きの重量は48g。ボディーカラーはグリーン、グレー、ブラウン、ブラックの4色。価格は41mmモデルと同じ249ユーロからで、こちらも10月4日からヨーロッパで販売が始まる。