マウスコンピューター働き方改革「フレックスタイム制度」「週休3日制」など導入

文●ASCII

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 マウスコンピューターは10月2日、ワークライフバランスの実現と従業員の成長を応援する社内制度を発表した。

 これまでも、従業員の働きやすさと生産性の向上に取り組むことを重要な経営課題と位置づけ、人事制度・福利厚生・教育/研修などの観点から制度の導入や取り組みをしてきたという。

 今年4月に発表した創業30周年施策「新しいこと、マウスから。」の一環として、これまでの取り組みに加え、新しく下記の導入を発表。

 マウスコンピューター創業30周年の施策について詳細はこちら

「人事制度」柔軟な勤務制度から選択可能

 昨今、介護や子育てによる離職や、感染症予防による通勤時の混雑回避、業務内容による月内での繁閑調整など、1日の勤務時間を固定する必要性が低下し、個人の事情に応じた働き方が求められている。

 今回新しく導入する新人事制度は、社員のモチベーション向上や、自己研鑽の機会の確保など、柔軟な働き方を選択できることによる仕事や家庭の両立支援を目的としている。

新規制度
・フレックスタイム制度
・週休3日制(フレックスタイム制度との併用時、適用可)
・時間単位の有給取得制度
※拠点により対象部門は異なる

「人事制度」新規評価指標の導入により、可視化しにくい特性も明確に

新規制度「コンピテンシー制度」

 新しく導入する「コンピテンシー制度」は、職種・役割毎に設定されたコンピテンシー(ハイパフォーマーに共通した行動特性)を踏まえて、従業員それぞれが普段意識していることや、行動変移を評価するもの。コンピテンシーを導入することにより、可視化されやすい「知識」「行動」「技能」だけでなく、可視化しにくい「性格」「動機」「価値観」などの要素を可視化することができるので、従業員の特性を把握することが可能になる。

 また、コンピテンシー項目があることで、従業員に期待していることの明確化ができるので、「従業員一人一人の成長」や「生産性の向上」が期待できる。

「教育/研修制度」従業員の成長を会社全体でバックアップ

新規制度「バディ制度」

 従業員が成長出来る環境を大切にしており、現在はスキルアップに向けた外部研修費への補助金や職位別での研修、役員が講師となる公開講座などを実施。新卒・中途入社社員に向けて、「バディ制度」を導入することを決定した。

 一定期間、先輩社員が新入社員と二人一組になり、社内ルールや職務指導などをすることにより、円滑に業務ができるようになる。

「福利厚生」従業員の健康増進および維持を重要視

 従業員の健康増進及び維持のために、健康促進補助を拡充。従業員が定期的に運動するきっかけや生活習慣病などの病気予防ができることを目的としている。

健康促進補助例
・インフルエンザ予防接種の家族分補助
・健康診断費用/オプション補助
※その他にも多数事項があり、今後も拡充予定

 今回の発表について詳細はこちら

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