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サイドパネルには取り外し簡単な強化ガラスパネルを採用

淡い水色がいい! ドスパラ×DeepCoolのミドル/ミニタワーケースをじっくり眺める

2023年09月26日 16時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

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「DEEPCOOL MACUBE110 PASTEL BLUE」(写真左)、「DEEPCOOL CH510 PASTEL BLUE」(写真右)

 自作PCを組む際、個人的に一番最初に考えるのが、“PCケース”を何にするかだ。PCケースは、さまざまなメーカーから数多のモデルが用意されており、自作PCに自分の色を出しやすい。また、ゲーマーなら性能がパーツ選定の最優先事項となるだろうが、その次に気にしたいのは、ケースに合わせてどんなデザインの製品を選ぶかではないだろうか。

 PCケースに置いては、昨今は黒だけでなく、白を始めとしたさまざまな色のケースが登場している。そんな中、淡い水色や濃いブルーを採用するPCケースを発見した。DeepCoolとドスパラがコラボレーションしたミドルタワーケース「DEEPCOOL CH510 PASTEL BLUE」「DEEPCOOL CH510 BLUE」、ミニタワーケース「DEEPCOOL MACUBE110 PASTEL BLUE」「DEEPCOOL MACUBE110 BLUE」だ。

 今回、淡い水色を採用するDEEPCOOL CH510 PASTEL BLUEとDEEPCOOL CH510 BLUEを借りることができたので、どういったケースなのか、写真とともにじっくりみていこう。

 まずは、ミドルタワーのDEEPCOOL CH510 PASTEL BLUEから見ていこう。サイズはおよそ幅400×奥行225×高さ431mmで、標準的なミドルタワーケースの大きさといった感じだ。サイドパネルには強化ガラスが採用してあり、内部のパーツが見えるようになっている。サイドパネルはマグネット式で簡単に取り外しができるので、メンテナンスや増設が楽なのもうれしい。

取り外し可能な強化ガラスパネルを採用している

 本製品の最大の特徴は、ケースが淡い水色(パステルブルー)だという点だろう。フロントやガラスパネル周り、天面、背面といった部分に、水色を採用している。そのほかの部分が白で統一されているのもポイントといえるだろう。

淡い水色と白で統一されたPCケース

前面は完全に水色

背面も

筐体右側も水色。この淡い感じが、アクセントの白とあっている

ダストフィルターも水色なのがいい

簡単に取り外してメンテナンスできる

 白いケースで、内部のRGBライティングを淡い水色に設定するという自作PCは、よくSNSなどで見かけるが、こちらは水色をメインにして、白を挿し色にしている感じだ。白ケースはよく見かけるので、ちょっと変わった水色をベースにライティング構成を組みたいという人にオススメだ。

 マザーボードは、E-ATX、ATX、microATX、Mini-ITX規格に対応。水冷CPUクーラーのラジエーターは最大360mm、CPUクーラーは全高175mm、ビデオカードは最大380mmまで搭載可能だ。ドライブベイは、3.5インチ×2、2.5インチ×2を備えている。最近ではM.2が主流となってきているが、動画や遊ばないゲームのデータの保存用に、SATA接続のSSDを接続しておくのもありだろう。

3.5インチ×2、2.5インチ×2を備えている

 そのほかの特徴としては、筐体左側に収納可能なヘッドセットハンガーを搭載している。筐体天面前方にマイク/ヘッドフォン端子とUSB 3.0×2を備えており、有線のヘッドセットの場合であれば、接続したままハンガーにかけておけるので、ヘッドセットの置き場所に困っている人にとってはうれしいポイントだろう。

収納可能なヘッドセットハンガー

マイク/ヘッドフォン端子とUSB 3.0×2を備えている

 では、続いてDEEPCOOL MACUBE110 PASTEL BLUEを見ていこう。こちらのサイズはおよそ幅400×奥行225×高さ431mmで、CH510と比べると一回り小さいため、CH510を置くスペースがないけどもう少し小さかったら……という人にもオススメできる。

DEEPCOOL MACUBE110 PASTEL BLUE。ミドルタワーと比べると一回りコンパクトで、設置しやすい

 左側が取り外し可能な強化ガラスパネルだったり、淡い水色と白のバランスだったりは、CH510と同じ感じではあるが、DEEPCOOL MACUBE110 PASTEL BLUEのガラスパネルの上に取っ手があり、ガラスパネルが空けやすくなっている。

強化ガラスパネルの上に取っ手がある

こちらも前面は一面水色

背面も同様

こちらも取り外しが簡単なダストフィルターを採用

インターフェースはマイク/ヘッドフォン端子とUSB 3.0×2

 CPUクーラーのラジエーターは最大280mmまで、ビデオカードは最大320mmまでとなっている。加えて、120mmの冷却ファンを最大6台、もしくは140mmの冷却ファンを最大4台搭載可能なため、ミニタワーながら高い冷却性能を実現できるのもポイントだ。

 なお、ドライブベイは、3.5インチ×2、2.5インチ×2と、CH510と同様なため拡張性は申し分ないといえる。マザーボードは、Mini-ITXとmicroATXに対応しており、E-ATX、ATXには対応していないので、マザーボード選択時には注意が必要だ。

ドライブベイは、3.5インチ×2、2.5インチ×2

ケース左側。CH510と比べると通気口がない

 どちらのケースも、ケースとしてはクセがないスタンダードかつシンプルな構造なので、はじめて自作PCを始めたいという人にもピッタリなケースとなっている。PCデスク周りにこだわって色を統一したい、一味違う色のケースで自作したいという人は、DEEPCOOL CH510 PASTEL BLUEもしくはDEEPCOOL MACUBE110 PASTEL BLUEを検討してみてはいかがだろうか。

DEEPCOOL CH510 PASTEL BLUEもしくはDEEPCOOL MACUBE110 PASTEL BLUEにピッタリな空冷クーラー「AK400 WH PASTEL BLUE」

ケースファン「FK120 PASTEL BLUE」

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