「強さ重視、プライベートは知らん!」「スリザリンみたいなチームにしたい」
「NOEZ FOXX」ってどんなeスポーツチーム? DJ FOYさん、DJ WAKIさんに聞いてきた!
強さが第一、感情が出る選手のほうが面白い
──VALORANT部門のトライアウトの募集では、「モテたい」という項目があると伺ったんですけど、ほかに珍しい項目はあったりしますか?
DJ FOYさん:それは、僕のわがままでトライアウト発表の3時間くらい前にねじ込みました。あとはそうだな、ちょっとですけどビジュアルは見てます。
──なるほど。
DJ FOYさん:あと、試合中に結構感情が表に出ちゃう選手って、あんまり好かれないイメージが僕はあるんですけど、感情が出る選手のほうがむしろプラスだと思っていて。やっぱり感情が出る選手の方が選手に色がついて、チームにも色が出ると思うんですよ。僕はその感情をあとは本人が上手に付き合っていけばいいだけの話なので。
──そういった選手って上手くいけば、ムードメーカーになりますもんね。
DJ FOYさん:なんか面白くないですか? 予選めっちゃ強かったのに、本戦でぼこぼこにされて、「どうした?」って聞いたら「今日は乗れなかったっす、おもんないすわー」って返す選手。
──それは、最近はあまりいないタイプですね。
DJ FOYさん:もちろん、まだまだこれからの業界ですし、礼儀作法に厳しいのが当たり前だと思うんですけど、1チームくらい、チーム内で言い合いながら戦うチームがあってもいいと思うんですよ。やっぱり尖ったチームを作りたいです。沖縄(沖縄にいくために)とかは結構そういうタイプだと思ってますよ。「俺が一番強い!」って欲張れるというか。
──今後チームができたときに、お二人はどういった絡み方をされるんでしょうか? 大会があったら一緒に観に行ったりはされるのでしょうか?
DJ FOYさん:俺はできるだけほぼ全部行きたいと思ってます。俺が選手だとしたらうれしいなと思うので、うれしいと思ってくれることはやりたいですね。
DJ WAKIさん:あと、普通に観戦するのも楽しいよね。選手のテンションを上げるという意味でも、行きたいなと思っています。
──今、所属が発表された方々って、結構いろいろなことで世間をザワつかせた方々じゃないですか。どういった基準でお声がけされたのでしょうか?
DJ FOYさん:傷はあるけど、丈夫でまだ立ち上がれるみたいな感じですかね。あと、実力は最低限しっかりと見てます。やっぱりeスポーツにおいて強さが一番大事だとおもうんです。パワーが強いから、過去に何かあっても応援できると思うので。強かったら人って盛り上がるじゃないですか。
──それはたしかにそうかもしれません。
DJ FOYさん:色々と言われるかもしれないけど、それは俺らが全力で守るので、どんどん強くなってほしいですね。強くなかったらただ素行が悪い普通の人になっちゃいますから(笑)。
選手選考はSylFyコーチ、Fiskerと相談して決定、選手の意見を尊重したい
──その選手ですが、トライアウトは結構応募数来てますか?
DJ FOYさん:300人くらいは来たと思います。条件にVALOARNTのレディアント以上というのがあるので、そもそもそんなにいるわけではないんですけど、そう考えるとかなり多いと思っています。
──今後はどうしていかれるのですか?
DJ FOYさん:先行したうえで実際に来てもらって、例えば練習試合をして決めるといったことはしたいですね。ある程度固まってきたら、コーチとFiskerと話しながら決めたいと思います。実際に一緒に戦うことになるので、選手の意見は尊重していきたいので。
──Fisker選手の加入は、めっちゃテンション上がりました! 昔から好きだったので。
DJ FOYさん:やっぱり、Fiskerは強いですよ。何より強いっていうのが一番象徴的な選手ですね。お前がプライベートで何してるかとかしらんしって感じで。強ければいいんです。
ASCII.jpの最新情報を購読しよう