CSVをExcelにインポートする
先程のようにコピー・アンド・ペーストしてもいいのだが、せっかくCSV形式で作成したので「Power Query」というExcel付属のデータ整形ツールを利用することにする。
Excelを起動したら「データ」タブをクリックし、「データファイル指定(Power Query)」プルダウンメニューから「Power Queryエディターの起動」を選ぶ。
「Power Query」画面が開くので「データの入力」をクリックする。
ちなみにPower QueryについてChatGPTに説明してもらった結果はこちら(クリックで拡大表示)。
空のテーブルが表示されるので、セルを選択してからペースト。
CSVファイルの内容がきれいにペーストされたことを確認して「OK」をクリック。
これでPower QueryにCSVのデータを元にしたクエリが作成された。本来はここでデータ変換や結合・転記といったデータ整形作業もできるのだが、ここではそのまま「閉じて読み込む」をクリック。
CSVから作成したクエリを元にテーブルが表示された。
今回紹介したテクニックのほとんどは、近い将来ChatGPTでパワーアップした「Microsoft 365 Copilot」に標準機能として搭載されることが予想される。いかがだろうか。「少し未来のExcelの姿」を感じることができただろうか?
田口和裕(たぐちかずひろ)
1969年生まれ。ウェブサイト制作会社から2003年に独立。雑誌、書籍、ウェブサイト等を中心に、ソーシャルメディア、クラウドサービス、スマートフォンなどのコンシューマー向け記事や、企業向けアプリケーションの導入事例といったエンタープライズ系記事など、IT全般を対象に幅広く執筆。2019年にはタイのチェンマイに本格移住。
新刊:7月19日発売「ChatGPT快速仕事術」、予約受付中:https://amzn.to/3r6ASOv
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