日本IBM
Express5800シリーズ、iStorageとIBM Storage Scaleを組み合わせ、エントリーレベルからお客様規模に合わせて柔軟に拡張可能
日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は、日本電気株式会社(以下、NEC)との協業を拡大し、NECが自社のサーバー、ストレージと「IBM Storage Scale(R)」を組み合わせた、エントリーレベルからお客様規模に合わせて柔軟に拡張できる分散データ活用ソリューションを本年7月から販売開始することを発表しました。
クラウド活用の進展により、企業のデータがオンプレミスとクラウドに分散して保管されるようになり、必要なデータにタイムリーにアクセスできないなど、部門間やシステム間のデータ連携が難しく、分散したデータを簡単に活用できるソリューションが求められてきています。
IBMでは、Software Defined Storage(SDS)を実現するソフトウェアとしてIBM Storage Scaleを提供し、全世界4,000社以上のお客様に、高い拡張性、安全性の高いデータ管理を提供しています。
今回の協業強化によりNECは、Express5800シリーズ、iStorageをIBM Storage Scaleと連携させた分散データ活用ソリューションを提供し、サーバー、ストレージ、ソフトウェアをシンプルに構成して様々な規模のお客様のDX推進とAIやデータの活用を強力に支援していきます。NECでは、すでにIBM Storage Scaleのデータの保存場所を意識せずに必要な時に必要なデータへのアクセスを可能にする「拠点間データ連携機能 (AFM) 」やデータの導入・管理コストを低減する「データ階層化機能 (ILM)」を検証し、その効果を確認しています。
日本IBMは、IBM Storage ScaleをNECに提供することで、ソリューション・ラインナップの拡充を実現し、オンプレミスのNASやクラウドに分散して保存されていたデータ連携の強化を支援していきます。最小構成では容量数TB(テラバイト)のエントリーモデルからの提供やNECによる導入支援サービスの提供も可能です。
日本IBMはNECと今後もお客様のデータ価値を引き出すソリューションの拡充を図り、お客様のDX推進、AI・データ活用を加速していきます。
以上
IBM、ibm.comは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、https://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml(US)をご覧ください。
■IBM Storage Scaleについては以下のURLをご参照ください。
https://www.ibm.com/jp-ja/products/storage-scale
■IBM Storage Scaleと連携した分散データ活用ソリューションを提供するNECのサーバーとストレージについて
Express5800シリーズ
データセンタから、拠点のオフィスや店舗まで、様々な場所に設置できるように、用途、規模、設置方法にあわせて、豊富なラインナップをご用意しています。
https://jpn.nec.com/express/index.html
iStorage Vシリーズ
NVMe SSDの採用により、ビッグデータのリアルタイム分析や大規模データベース環境など、高負荷なシステムの高速化が可能なストレージです。データ圧縮および重複排除機能を使用することにより、VDI等の仮想化環境における高いコストパフォーマンスを実現可能です。
https://jpn.nec.com/istorage/product/san/v/index.html
今回の協業強化により、お客様の規模や用途にあわせた柔軟な分散データ活用ソリューションのご提供が可能となりました。
NEC製機器上でのIBM Storage Scaleの動作検証結果と効果については以下ブログでご確認ください。
https://www.ibm.com/blogs/solutions/jp-ja/nec-data-integration-storage-scale/
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