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COMPUTEX TAIPEI 2023レポート 第30回

これは欲しい! Cooler Masterの次世代ゲーミングチェアが映画館級

2023年06月06日 13時00分更新

文● ドリル北村

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音楽に合わせて椅子が振動する
「SYNK X」

 背中とお尻の部分にボディソニックを内蔵するゲーミングチェアが「SYNK X」だ。音に合わせて椅子が振動するため、臨場感あるゲームプレイを楽しめる。座面が動く「MOTION 1」は必要ないけど、音圧は身体で感じたいという人にオススメ。むしろライブ映像や音ゲーには「SYNK X」の方が向いている。

ボディソニック内蔵ゲーミングチェア「SYNK X」。ウルトラブラックとリニアグレイの2色をラインナップ(写真はリニアグレイ)

 リチウムイオンバッテリーを内蔵するため、ケーブルレスでも使用できる。バッテリーは6時間でフル充電となり連続稼働時間は8時間(重低音使用時は4時間)。重量は29.4kgで耐荷重は130kg。日本での発売も決定しており、7~9月に19万8000円で販売される予定だ。

右サイドにコントロールパネルを配置。音量や発光を調節できる

アームレストとフットレストを備える

背面にRGB LEDを内蔵。CoolerMasterのロゴが発光する

マッサージ機能付きゲーミングチェア
「HYBRID M」

 これまでありそうでなかったPC向けのマッサージチェアが「HYBRID M」だ。長時間のゲームプレイで凝り固まった体をほぐすマッサージ機能が背もたれに内蔵されている。肩から腰にかけてマッサージチェア同様の回転ローラーがグイグイ押してくれるので、プレイ後に癒やしを与えてくれる。

パッと見は普通のゲーミングチェアだが、背もたれの部分にマッサージ機能が搭載されている。899ドルで10~12月発売予定(日本での販売は未定)

アームレストにあるジョグシャトルで、マッサージの位置と強さを調節できる。ヒーターも内蔵されている

リチウムイオンバッテリーを搭載するので、ケーブルレスでもマッサージ機能が使える

 現状、ゲーミングチェア市場はライバルが多いわりには、どの製品も似たり寄ったり。供給過多になりつつあるゲーミングチェア市場で生き残るためには付加価値を付けて他社の先を行くしかない。Cooler Masterは「こんな機能があったらいいな」を実現するアイデアと素早くそれを商品化するフットワークで他社を先行しているように感じた。

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