第243回 SORACOM公式ブログ

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【SORACOM Discovery 2023】スマートファクトリー、Connected VehicleからAIカメラによる異常検知まで、デジタルによるビジネス変革を伴走型で支援

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2023年7月5、6日の2日間にわたって開催する日本最大級のIoTカンファレンスSORACOM Discovery。展示ブースには、IoTプロジェクトをサポートする30以上の企業がブース出展します。なかでも、豊富な実績をもつ企業をご紹介していきます。今回フォーカスするのは、IoT.kyoto(株式会社KYOSO)です。

IoT.kyotoは、システム開発や運用を通じて企業の課題を解決します。大型プラントといった施設や工場設備に対する「ものづくりのDX」の実績が多数あり、大手から中小企業まで幅広いクライアントのIoT化に貢献しています。また、二輪車のConnectedプラットフォームのようなグローバルで展開する超大規模システムの構築や運用も得意領域としています。

化学・バイオプラント、工場などで豊富な導入実績

IoT.kyotoが支援したIoTプロジェクトをいくつかご紹介します。

三菱ケミカル株式会社では、プラントの実証実験用施設における各種センシングデータの収集や緊急停止を遠隔で行うIoTシステムを導入しました。クライアントの実装環境に近い状況で実験する必要があるものの、実証実験の場がクライアント所有施設など、常時監視が難しいケースも多く手軽な遠隔監視ソリューションの導入が急務でした。

導入に際し、簡単な取り付けで、工業用センサーやアクチュエーターによるセンシング&コントロールを実現する「IoT.kyoto MORAT GW(モラット ゲートウェイ)」を採用。その結果、各種センサーで計測したタンクの水位や配管の中の流量や圧力、ポンプの電流値データなどをクラウドに収集し、不具合の予兆を把握した段階で設備を遠隔停止できるようになりました。以前は、停止のために現地に向かう必要があったり、夜間の不具合で自動停止し復旧に手がかかったりしていた現場の負担が軽減し、業務も効率化されました。

素材メーカーの株式会社トーア紡コーポレーションでは、人員による監視体制で把握していた製造工場の電力デマンドや環境データの可視化・監視・分析および、同じくアナログ管理されていた生産量の自動取得を「IoT.kyoto MORAT GW」で実現しました。

作業負荷軽減のため、いずれも自動化は喫緊の課題でしたが、特に電力デマンドの可視化には大規模工事を伴うPLCの導入コストが障壁となっていました。しかし、「「IoT.kyoto MORAT GW」の導入により、既存の設備を代えることなく、IoT化が可能となりました。生産量についても、目視や手書きで集計していたデータがデジタル化によりタブレット上でグラフや一覧で表示できるようになり、業務改善につながりました。

株式会社ビオストックは、超小型バイオプラントに、IoT.kyotoのサポートのもと遠隔監視システムを搭載しました。この超小型バイオプラントは、メタン発酵技術により、有機性廃棄物(バイオマス)からバイオガス(再生可能エネルギー)を創出するというもの。ビオストックは畜産・酪農家支援のため、食べ残しや農場などの廃棄物をエネルギーや液肥に転換するバイオガスプラントや、IoT/AIを活用したデータ駆動型畜産・酪農関連ソリューションを提供しています。

今回導入した遠隔監視システムは、バイオプラントに設置された多数のセンサーやアクチュエーターをセンシングおよび操作しているPLCが得たデータを、クラウドに送信してWeb画面上でいつでも稼働状況が確認できるようにしました。定期的な現場点検作業や異常検知時の復旧作業のタイムロスを軽減させ、業務負担を改善しました。

SORACOM Discovery2023では、エネルギー業界におけるIoT活用をテーマにしたセッション「エネルギーの未来を、IoTで切り拓く先駆者たち」にて、IoT.kyotoとビオストックが登壇します。詳細はぜひ当日のお話をお楽しみに。
セッション日時:7月6日(木) 15:00~15:40

IoT.kyotoの展示内容

SORACOM Discovery2023の展示ブースでは、導入事例でご紹介した既存設備や工場をIoT化するための専用装置「IoT.kyoto MORAT GW」や、アナログセンサーから得たデータをパソコンやスマートフォンで閲覧・共有するレトロフィットに適したツール「IoT.kyoto CurrenTIA」、AIカメラを活用した異常検知システムをご紹介予定です。

計画立案から本番適用、デバイスの量産までワンストップに伴走

IoT.kyotoの強みは、計画の実現可能性の検証を含めたシステム設計から本番への適用、さらには関連工場でのデバイス量産まで一気通貫に担えること。しかも、徹底した伴走スタイルにもかかわらずすべての段階でリモートによる支援が可能なため、コロナ禍において一度も現場に脚を運ばずにシステム導入を成功させた事例もあります。

IoT.kyoto シニアエバンジェリストの辻一郎氏はその秘訣について、「導入先の生産技術等のエンジニアが普段利用しているFA(ファクトリーオートメーション、工場の自動化システム)やプラント向けの機器をそのまま利用し、クラウドに接続してしまいます。そうすることで、導入・運用・保守の各局面で従来と何ら変わることなく機器を扱うことができ、また拡張や横展開、改善に対してイメージしやすくなります。

IoT化のために見たこともないような機器がたくさん導入されるようなことがあると、現場の方の巻き込みは難しくなります。」と、語ります。

取引先は製造業から医療業界まで幅広く、とりわけ「すでにある設備に対するレトロフィットに強く、AIによるフィジカル(物理)制御や最適化もお任せください!」(辻氏)と語る、IoT.kyotoのサービスにご興味のある方は、ぜひ、7月6日のSORACOM Discovery2023の会場でお話を聞いてみてはいかがでしょうか。

▼お申し込みはこちらから

SORACOM Discovery 2023

― ソラコム 北川 (ニックネーム:martha)

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