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従来型エンジンとAI-OCRエンジンの結果を突合、不一致の部分は“要確認”。手入力比で約8割の時間短縮

2つのOCRエンジンで人間の確認作業を効率化、PFU「DynaEye 11」強化版

2023年05月17日 07時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 PFUは2023年5月16日、AI-OCRソフトウェア「DynaEye 11」のレベルアップ版(強化版)を提供開始した。同じ帳票を2種類のOCRエンジンで読み取り、その認識結果を突合することで、人間の確認が必要な項目のみをピックアップする「ベリファイOCR機能」を追加している。この機能により、確認作業時間の大幅な削減が実現する。

PFU「DynaEye 11」レベルアップ版で追加された「ベリファイOCR機能」の概要

 これまでOCR製品では、搭載するOCRエンジンの認識精度向上が大きな目標とされてきた。その結果、多くの製品が非常に高い認識率を実現しているが、認識率100%にはなりえないため、人間の担当者による確認作業が必ず発生する。PFUではこの「人間による確認作業」の効率化に着目し、今回のベリファイOCR機能を開発した。

 ベリファイOCR機能では、入力された帳票画像に対し、従来型のOCRエンジンとAI-OCRエンジンの2つで同時に処理を実行。確認/修正画面において、突合結果が不一致だった部分のみを強調表示する。これにより、担当者は確認が必要な項目のみを確認/修正すればよくなり、作業負荷の大幅な軽減につながる。

データ入力業務にかかる時間のイメージ。従来のOCRは「入力」作業の時間を大幅に短縮したが、入力結果の「確認」作業は短縮しなかった。今回のベリファイOCR機能は「確認」作業の時間短縮を実現する

 PFUの検証結果によると、ベリファイOCR機能を利用したDynaEye 11のOCR処理により、手入力と比較して約79%の時間短縮が実現するという。

 ベリファイOCRは「DynaEye 11 Entry AI-OCR」の一機能として提供される。DynaEye 11 Entry AI-OCRを導入済みのユーザーは無償でレベルアップが可能。また60日間無償評価版の提供もスタートしている。

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