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Cohesity、サイバー攻撃からの保護・検知・復旧を支援するデータセキュリティーソフトウェア「Cohesity DataHawk」をSaaSサービスとして提供

2023年04月04日 17時30分更新

文● ASCII

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 Cohesity Japanは4月4日、ランサムウェアなどのサイバー攻撃からの保護・検知・復旧を支援するデータセキュリティーソフトウェア「Cohesity DataHawk」をサービスとして提供(SaaS)すると発表した。

 同社は1月に日本で「Cohesity Cloud Services」の提供を開始し、その際にCohesityのBackup as a Service(BaaS) とCohesity FortKnox SaaSソリューションをリリース。今回のCohesity DataHawkは、それに続く新しい追加ソリューションとなる。

 DataHawkは、復旧に使用する重要なデータ内にマルウェアが含まれていないかを識別する脅威防御、攻撃で露出した可能性のある機密データを高精度で特定/検出するAI/機械学習ベースのデータ分類、Cohesity FortKnoxによるサイバーデータ保護庫、という3つの重要なセキュリティー機能をひとつのSaaSソリューションに統合したサービス。データ中心のアプローチにより、企業がランサムウェアやその他のサイバー攻撃からデータを保護・検知・復旧を行なうことを容易にするとしている。

主な機能

・危機を救う脅威インテリジェンス:深層学習ベースのランサムウェア検知エンジンを搭載し、異常や潜在的な脅威、その他ランサムウェア攻撃の痕跡を迅速にスキャン。毎日更新される高度にキュレーションされ管理された IOC(侵害の痕跡)脅威フィードセットを統合し、気づきにくいマルウェアを確実に特定する何千もの脅威ルールを活用することができる。

・データ分類で影響度を迅速に評価:データ分類テクノロジーを活用し、大規模なデータセットを正確に検出/分類して攻撃の影響の把握を支援。利用者はデータセットの分析・タグ付け・分類・ラベル付け・クラス分類を行なう200以上の組み込みの分類器と機会学習を使ったアルゴリズムにより、誤検出を調査する時間をなくし迅速に解決に至ることができる。

・最も必要な時にデータ復旧と回復力を提供するサイバーデータ保管庫:最新のクラウドベースのサイバーデータ保管庫サービスCohesity FortKnoxを含み、データのオフサイトコピーの確保が可能。仮想エアギャップにより攻撃者の手からデータを遠ざけることができ、保存されたデータはクラウド保管庫から元の場所へ復旧することも、パブリッククラウドなどの代替の場所へ復旧することも可能。

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