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Osaka Metro Groupの路線バスにおいて乗降データをAIカメラで検知する実証試験を実施

株式会社アプリズム
2023年03月07日

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株式会社アプリズム
一部の路線バス車内にAIカメラを設置し、お客さまがご利用になられた「乗車区間データ」を取得する実証実験を実施

株式会社アプリズム(本社:大阪市中央区、代表取締役:仙敷久善、以下「アプリズム」)は、Osaka Metro Groupと共同で、2023年3月下旬から、一部の路線バス車内にAIカメラを設置し、お客さまがご利用になられた「乗車区間データ(以下、「乗降データ」という。)」を取得する実証実験を行います。


本実証実験では、従来の調査員がバスに乗り込み調査票を配布する方式から多額のコストと労力を削減し、路線バスのサービス改善を図ります。従来の方法では、特定の1日の乗降データしか取得できませんでしたが、AIカメラを使用する事で継続的かつ、効率的・効果的に乗降データを取得し、今後本データを分析することで、Osaka Metro Groupが目指すお客さまの利用実態に応じたバスサービスの提供に寄与します。

システム図



1 実証実験について
(1)期間:2023年3月下旬から約3か月間(予定)
(2)対象エリア:平野区内の路線バス6系統(2、9、14、16、33、61A・B号系統)

2 AIカメラについて
本実証実験では、AIカメラで撮影した全身画像はAIカメラ内でお客さまの全身の特徴量データに変換した後にただちに削除するとともに、お客さまが乗車した停留所と降車した停留所でのお客さまの特徴量データが一致したデータを乗降データとして集計します。

3 個人情報の取り扱いについて
・乗降口に設置したAIカメラで撮影した画像は、車内AIカメラ内で特徴量データに変換して削除されます。
・特徴量データは、安全管理措置を施したサーバ内で本人識別ができない乗降データを作成し、一定期間保管された後、削除します。なお、特徴量データによるお客さまの行動追跡等は行いません。
・乗降データは路線バスのサービス改善を検討するために用います。それ以外の目的には利用しません。
・なお、特徴量データ、乗降データは、第三者に提供しません(ただし、法令に基づく場合等を除く)。

アプリズムは、このたびの実証実験においてAIによる検知の精度を検証し、Osaka Metro Groupのより良い路線バスサービスの提供に寄与することで、今後のさらなる安全・安心につながる環境作りにつなげてまいります。

※取得する映像は当社および協力会社のみで活用し、法令に基づく場合を除き、第三者提供はいたしません。
■本プレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は各社の登録商標または商標です。

【本件に関する問い合わせ先】
株式会社アプリズム広報室
Tel:06-4708-8959 Email:aisol@apprhythm.co.jp

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