このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

佐々木喜洋のポータブルオーディオトレンド 第173回

便利なアイテムも登場

CanJam 2023 NYレポート、CampfireがAndromedaやSolarisの新モデルを投入ほか

2023年02月27日 14時30分更新

文● 佐々木喜洋 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

Woo Audio

 Woo Audioのヘッドホンアンプ「WA7e」は、国内でも取り扱いがある「WA7」の静電型バージョンとなる。静電型ヘッドホンの接続用には、STAX Pro規格の端子を装備、静電型対応のほかにも、電源内蔵などWA7を改良しているようだ。3.5mmと4.4mmバランス端子も背面に設けられているので、静電型ヘッドホンだけではなく、通常のヘッドホンも使用できると思われる。ここもユニークだ。

CanJam 2023 NY
CanJam 2023 NY

 Woo Audioは「Phantom DAC」も公開。ケーブルのように見えるが、片側にUSB端子とドングル型DACを備えている。逆側にはRCAとXLR端子があり、PCからデジタル出力した信号をアナログ信号に変換し、手軽にアクティブスピーカーと接続できる。こうしたタイプの製品は今までもあったが、XLR端子を備えているものは珍しい。USB Type-Cアダプターも同梱するようだ。

CanJam 2023 NY

Dan Clark Audio

 国内でもSTEALTH(ステルス)シリーズの平面型ヘッドホンの取り扱いがあるDan Clark Audio。「Corina」は同シリーズの新しい静電型ヘッドホンで、フラッグシップとなる。メタマテリアル技術のAMTSを使用した初めての静電型ヘッドホンだ。

CanJam 2023 NY

 動画にはないが、本連載でも報じたiFi audioとxMEMSのコラボレーションについて何らかの展示がなされることもショーの直前にアナウンスされている(執筆時点では未確認)。日本でも、次回のヘッドフォン祭などで、こうした新製品群を見てみたいものである。

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン