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DataRobotを活用した「AI活用 データ分析代行サービス」を提供開始 日立システムズのデータサイエンティストがデータの加工から運用までを全面サポート

株式会社日立システムズ
2023年02月27日

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株式会社日立システムズ
 株式会社日立システムズ(代表取締役 取締役社長:柴原 節男、本社:東京都品川区/以下、日立システムズ)は、「AI活用 データ分析代行サービス」の提供を本日から開始します。本サービスはAIのリーディングカンパニーであるDataRobot, Inc.(CEO Debanjan Saha、本社:アメリカ合衆国マサチューセッツ州)のAIプラットフォームを活用したもので、日立システムズがお客さまのデータを預かり、AI予測モデルを構築し、予測結果を提供するアウトソーシング型のサービスです。日立システムズのデータサイエンティストがAI導入を全面的にサポートし、費用を抑えてAIを導入することが可能になります。  日立システムズは本サービスを通じて、これまで費用や人材の不足等の理由からAI導入が進んでいない中堅・中小企業を中心にAI導入を後押しすることで、企業のDXを支援していきます。


■サービス概要
 日立システムズでは、お客さまのデータサイエンティストがDataRobotを直接操作してAIを構築する従来のライセンス提供型サービスを2020年9月から提供しています。今回、ライセンス提供型サービスに加えて、DataRobotの AIプラットフォームを活用し、お客さまが用意したデータを日立システムズのデータサイエンティストが加工し、AI予測モデルを構築し、実際に学習データを入力して得られた予測結果を提供するアウトソーシング型サービスを開始します。予測結果提供後も予測精度を見ながら日立システムズがAI予測モデルを運用・監視していきます。
 ライセンス導入費用を抑えて、予測結果を評価することができるため、1部署や1テーマごとなど、AI導入をスモールスタートさせることが可能です。例えば、基幹システムなら、受注・販売・在庫データを活用した需要予測や営業ターゲティングモデル、生産管理データを活用した不良品検知や設備異常検知モデル、労務管理データを活用した採用・休職・退職予測モデルなど、対象業務の予測精度改善・効率化のためにAIを活用したいと考えながらも、費用面や社内に構築・運用を行うデータサイエンティストが不在などの課題から、導入が進んでいない企業や、ライセンス購入を検討するために、予測モデルの評価・検証を行いたい企業に適したサービスです。
サービスの概要


■「AI活用 データ分析代行サービス」のメリット
(1)AI導入の費用が抑えられる
1モデルから利用できるため、ライセンス提供型より費用を低く抑えられます。お客さまがDataRobotを直接操作してAIを構築するライセンス提供型とは異なり、日立システムズのデータサイエンティストが構築したAI予測モデルを利用できます。また、ライセンス購入前のDataRobotの導入評価をサービス提供型で実施することが可能です。
製造業における想定使用ケース
(2)自社のデータサイエンティストが不要
AI予測モデルの構築は日立システムズで行うため、お客さま側での複雑な構築作業が不要です。お客さまが改善・効率化を図りたい業務の内容や、何を予測したいのかを詳しく伺い、お客さまには予測に使うデータを準備いただくだけで、日立システムズが入力データに加工し、AI予測モデルを実行し、予測の結果や、予測理由を提供します。
(3)自社でのAI運用不要
構築したAI予測モデルの監視を行い、精度低下の兆しが出た場合には連絡のうえ、最新のAI予測モデルに再構築※が可能です。また、結果を返すだけではなく、他の業務システムとの連携※も支援することが可能です。
※モデル再構築、他システム連携は別途費用が発生します。

■背景
 AI技術の活用は加速しており、デジタルトランスフォーメーションに取り組むための重要なツールになっています。内閣府では、大きな価値の創出につながるAIの社会実装の促進戦略として、国のAI戦略の基本的な考えを明確にした「AI戦略 2022」を公表し、さまざまな産業におけるAIの活用を推進しています。
 しかし、経済産業省が2020年3月にまとめた「戦略的 基盤技術高度化・連携支援事業(中小企業のAI)活用促進に関する調査事業」の報告書によると、下記がAIの活用が進まない主な理由と考えられます。
 ・経営層がAIを理解するための相談相手や学ぶ場がない
 ・AI開発を行う投資の余力がない
 ・データ不足または活用方法がわからない
 ・AI人材不足

 今回、提供開始する「AI活用 データ分析代行サービス」は、これらの課題を抱える中堅・中小企業を支援するサービスとして、またDataRobotのライセンス購入を検討するために、予測モデルの評価・検証を行いたい大手企業に向けて、新たに開発されました。日立システムズは、DataRobotをはじめとするさまざまなAIツールや、AIツールを活用した幅広いデータ分析サービスなどにより、お客さまの規模や、ニーズに合わせたAI活用を支援してまいります。

■ DataRobot, Inc. ジャパン カントリーマネージャー 馬場 道生 様のコメント
DataRobotを導入いただくお客さまが増加している中で、お客さまのAI人材不足を解決できる新たなサービスが提供されることをとてもうれしく思います。お客さま自身のデータを用いて、DataRobotを活用することでさらなるビジネスインパクトが生まれると確信しています。今後、より多くのお客さまがDataRobotを活用し、ビジネスを加速できることを期待しております。

■【導入企業さま登壇!】 「DataRobot」で適正な取引価格を実現したAI事例セミナー
2月27日(月)、2月28日(火)10:00~16:00(事前登録制・無料)
本セミナーは、オンデマンド配信です。
開催期間中に3セッションをすべて自由にご覧いただくことが可能です。
詳細はhttps://www.hitachi-systems.com/seminar/2023/20230228a.html をご覧ください

■DataRobotについて
DataRobotのAIプラットフォームは次世代の AI です。DataRobotのビジョンは、あらゆるデータタイプ、あらゆるユーザー、あらゆる環境を統合し、業界・業種を問わずすべての組織に対して重要で価値あるビジネスインサイトを提供することです。DataRobot は、Fortune 50の3分の1を含む、業界や業種を超えたグローバルな顧客から信頼を得ています。
詳細は https://www.datarobot.com/jp/ をご覧ください。

■日立システムズが提供するAI活用支援サービスについて
https://www.hitachi-systems.com/ind/ai-solution/

■日立システムズが提供するDataRobotについて
https://www.hitachi-systems.com/ind/datarobot/

■日立システムズについて
日立システムズは、企業理念に掲げる「真に豊かな社会の実現に貢献する」ために、日立グループの社会イノベーション事業を支える一員としてサステナビリティ経営を推進しています。強みであるさまざまな業種の課題解決で培ってきたお客さまの業務知識やノウハウを持つ人財・サービスインフラを活用したデジタライゼーションサービスと、日立の先進的なデジタル技術を活用したLumadaやパートナーと連携した独自のサービスによりお客さまのデジタル変革を徹底的にサポート。社会課題を解決するだけでなく、社会価値、環境価値、経済価値の3つの価値向上に貢献し、人々のQuality of Lifeの向上とお客さまの価値向上を支援してまいります。
詳細は https://www.hitachi-systems.com/ をご覧ください。

■お客さまからのお問い合わせ先
株式会社日立システムズ お問い合わせWebフォーム
https://www.hitachi-systems.com/form/contactus.html

以上

*記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。

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