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【2023年提出】確定申告ガイド 第39回

【2023年提出】令和4年分の確定申告から「書類が変更」って知ってた?

2023年02月24日 12時30分更新

文● ASCII

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 確定申告のシーズンが到来しました! 令和4年(2022年)分の所得税等の確定申告の相談及び申告書の受付は、令和5年(2023年)2月16日(木)から同年3月15日(水)までです。

 すでに受付を開始している令和4年(2022年)分の所得税等の確定申告ですが、令和4年の確定申告から大きな変更がありました。それは一体、なんでしょうか?

答え:申告書Aが廃止、申告書Bに一本化

 一番大きな変更点は、令和4年分の確定申告から「申告書Aが廃止」になり、「申告書Bに一本化」されたこと。これまで申告書Aは予定納税がなく、申告する所得が給与所得、雑所得、配当所得、一時所得の人を対象にしたもので、会社員や年金受給者が医療費控除等を受けるために使用してきました。

 この説明だけだと、「個人事業主やフリーランスのひとは関係ない」と思いがちですが、申告書Bに一本化されたことで「A」「B」の表記分けがなくなり、「令和 年分の所得税及び復興特別所得税の 申告書」と記載された書類になりました。

 このほか「修正申告」の記入欄が新設されたり、「申告書第五表」の廃止などの変更があります。くわしくは、宮原裕一税理士が監修した「個人事業主・フリーランスのための青色申告 令和5年3月15日締切分 この1冊でかんたん!」をご覧ください。

 
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