31.5インチWQHD解像度で1000Rの湾曲率

大画面湾曲ゲーミングディスプレーが4万円台!MSI「G322CQP」の実力をレビュー

文●飯島範久 編集●ASCII

提供: エムエスアイコンピュータージャパン

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 ゲーミング機能も同期機能としてFreesync Premiumを搭載。FPSなどのアクションゲームで不利になるブレや残像を抑制するアンチモーションブラー(黒挿入機能)、暗いシーンでも視認性を上げるナイトビジョン機能も搭載する。また、長時間の使用時に目の疲れを軽減するアンチフリッカーやブルーライトカット機能も搭載しており、これまで紹介した多くのゲーミングディスプレーと同等の機能を備えている。

暗部を明るくするナイトビジョンモードは、AIによる最適化も設定できる

ブルーライトカット機能もあるため長時間の作業時に有効

 インターフェースは、Display Port(1.2a)×1、HDMI(2.0b)×2とヘッドホン端子を備え、電源はACアダプターを採用している。

左からACアダプター、Display Port(1.2a)、HDMI(2.0b)×2、ヘッドホン端子

PS5でWQHD解像度、120Hz駆動が可能

 さっそく設置してゲームをプレイしてみた。さすがに大画面だと没入感が違う。湾曲ディスプレーなこともあり、画面にちょっと近づけば包み込まれる感じがある。調整機構は高さとチルトしかないが、コストを抑えたモデルだと高さ調整ができないモデルも多いので、その点は非常にありがたい。スイベルが欲しいというのであれば、ディスプレーアームを利用するといいだろう。VESA100のマウント規格に対応しているので、付属のスペーサーネジで簡単に取り付けられる。

 最大170Hzのリフレッシュレートと1ms (MPRT)の応答速度という威力を、「Blur Busters」のサイトで確認。「TestUFO」と「Motion Blur」を試してみたが、なめらかに動いて見やすく、残像感はあまり感じない。アンチモーションブラーをオンにすると、さらに残像感が薄まりより見やすくなった。

写真だと分かりづらいが、肉眼で見れば残像感はあまりない。アンチモーションブラーを入れるとより効果的だ

 HDRに関しても、逆光の太陽の表現が眩しく感じ、ゲームをプレイする場合はかえって邪魔になるが、リアリティのある表現としてはいい。RPG系などだと没入感も増すのではないだろうか。

太陽の逆光表現は、眩しく感じる。没入感とリアリティを感じながらプレイできる

FPSだとリアリティはある意味不要だが、アクションRPGのようなゲームには向いている

 PlayStation 5(PS5)だとHDMI接続のため、WQHD解像度、120Hz駆動が可能。120Hz駆動に対応したゲームなら、この解像度でプレイできる。フルHDより広い解像度で、よりなめらかな映像が楽しめるのはありがたい。

120Hz駆動でプレイする場合は、対応ゲームごとに設定する必要がある

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