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ゲーム機型PC性能チェック 第3回

AMD Ryzen 7 6800U搭載でゲーム性能が爆上がり! ONEXPLAYER mini Pro Ryzen版実機レビュー

2022年12月30日 12時00分更新

文● ジャイアン鈴木 編集●ジサトラハッチ

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「Apex Legends」における推定ゲームパフォーマンスは「70+ FPS」

 AMD Ryzen 7 6800Uを搭載する「ONEXPLAYER mini Pro Ryzen版」はどのぐらいのパフォーマンスを発揮するだろうか? まずCPU性能については「CINEBENCH R23」のCPU(Multi Core)は11165pts、「CINEBENCH R20」のCPU(Multi Core)は4345ptsを記録した。同じCPUを搭載する「GPD WIN Max 2」はR23が11921pts、R20が4710ptsだったので、わずかに及ばなかったことになる。

 しかしながら、前世代のCPU、AMD「Ryzen 7 5800U」を搭載したProなしの「ONEXPLAYER mini Ryzen版」(参考記事:https://ascii.jp/elem/000/004/097/4097646/)では、R23のMulti Coreが7930ptsだったことを考えれば、かなり性能向上したことがわかる。

「HWiNFO64 Pro」で取得したシステムの概要

ベンチマークは「性能」(TDP)をデフォルトの15Wから28Wに変更して実施している

「CINEBENCH R23」のCPU(Multi Core)は11165pts、CPU(Single Core)は1514pts

「CINEBENCH R20」のCPU(Multi Core)は4345pts、CPU(Single Core)は590pts

「CINEBENCH R23」実行中のCPU温度は平均80.47℃、最大83.3℃、クロック周波数は平均3165.52MHz、最大3493.1MHz

「CINEBENCH R23」実行中の消費電力は最大61.99W、平均57.74W。アイドル時の消費電力は平均18.78W

 一方3D性能については、「3DMark」のTime Spyで2728、Fire Strikeで6626、Wild Lifeで15858となった。「GPD WIN Max 2」はTime Spyで2692、Fire Strikeで6476、Wild Lifeで15241だったので、こちらは「ONEXPLAYER mini Pro Ryzen版」のほうがわずかにスコアはよかった。「GPD WIN Max 2」のベンチマークは9月6日以前に実施している。その後、OSやドライバーになんらかの最適化が実施されている可能性がある。

 なおTime Spyにおける推定ゲームパフォーマンスは、「Apex Legends」(1080p Ultra)で「70+ FPS」となった。ディスプレーのリフレッシュレートを超えており、「Apex Legends」を快適にプレイできると言えよう。

]  ちなみに、やはり前世代のRyzen 7 5800U搭載モデルは、Fire Strikeで3522だったため、スコア差は約1.9倍になる。CINEBENCH同様にGPU性能も大幅に向上している。

「3DMark」のTime Spyは2728

Fire Strikeは6626

Wild Lifeは15858

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