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チェック・ポイント、サイバーセキュリティスタートアップ企業向けを支援する、イスラエル初のプログラム「CyberUp」を発足

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社
2022年12月09日

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チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社
市場機会の開拓と地域のサイバーセキュリティエコシステムの育成を加速させ、サイバーセキュリティスタートアップ企業を支援


包括的なサイバーセキュリティソリューションプロバイダーであるチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジー(Check Point(R) Software Technologies Ltd.、NASDAQ: CHKP、以下チェック・ポイント)は、「CyberUp」プログラムの発足を発表しました。CyberUpは、イスラエルのサイバーセキュリティスタートアップ企業ネットワークを支援するイニシアチブとして、既存のお客様に関わる市場機会の開拓と、潜在的な投資家との接点を提供して、さらなる成長を実現します。有望な参加企業を成長の重要な過程にわたり導くとともに、チェック・ポイントのお客様にイスラエルの最先端のイノベーションへのアクセスを提供します。

他のスタートアップ企業向けプログラムとは異なり、CyberUpはサイバーセキュリティ分野のみを対象としています。参加企業は慎重な検討および審査により、成熟してすでに展開可能な状態にある、チェック・ポイントの既存のお客様にとって価値あるソリューションを有する企業のみが選出されています。第一期の参加企業は既に発表されており、成長の初期段階にある7社(Cyberpion < https://www.cyberpion.com/ >、Grip Security < https://www.grip.security/ >、Infinipoint < https://infinipoint.io/ >、Reflectiz < https://www.reflectiz.com/ >、Sentra < https://www.sentra.io/ >、Suridata < https://www.suridata.ai/ >、Zero Networks < https://zeronetworks.com/ >)が参加しています。

イスラエルのスタートアップ創設者クラブであるによると、「スタートアップ大国」として高い評価を受けているイスラエルには、各社の評価額が10億ドルを超えるユニコーン企業が97社も存在しています。また、スタートアップ企業のエコシステムに対する投資も増加しており、イスラエル企業は2022年前半で54億ユーロを確保し、2021年後半の42億ユーロからさらに増額しています。

CyberUpはノア・ジルバーマン(Noa Zilberman)が発案したプログラムです。ジルバーマンは自身が共同設立したサイバーセキュリティ分野のスタートアップ企業であるOdo Securityからチェック・ポイントに入社した経歴を持ちます。CyberUpはアクセラレーターであると同時に、サイバーセキュリティ分野のアーリーステージ企業や次世代の起業家も支援します。ジルバーマンは次のように述べています。

「チェック・ポイントは、イスラエルにおける多くのサイバースタートアップ企業の成功に貢献してきました。約40の企業がチェック・ポイントで働いた経歴を持つ人材によって設立されており、サイバー業界に身を置くほぼ全員がどこかの過程でチェック・ポイントとの関わりを経験しています」

CyberUpは16週間のプログラムです。参加するスタートアップ企業は、専門家による顧客諮問委員会の助言を受けながら、顧客紹介や主要な CISO の見識を得て、グローバルなサイバーセキュリティ市場に進出する機会を得ることが可能です。プこのプログラムの革新的な要素の1つは、チェック・ポイントのイノベーションセンターで行われる隔週の対面ブリーフィングです。これは、参加企業が顧客の代表者たちと対面してアイデアについて話し合い、将来のコラボレーションを模索できる場となります。また、一連の「Intimate CISO Talks(CISOとの親密な対話)」も実施され、スタートアップ企業は直面している主な課題について、顧客と積極的に意見を交わすことができます。

「このように、この分野における実際のお客様や専門家と1対1でアクティブに関われるという点で、CyberUpはメンタリングやレクチャーのみで進行する他のプログラムとは一線を画しているのです」とジルバーマンは述べています。

CISOとの対話や対面セッションに加え、参加企業はCyberTalkのサイトやユーザーコミュニティであるCheckMatesにおけるチェック・ポイントとの共同マーケティング活動に参加し、全世界の何千もの顧客と接点を持つことができます。プログラムの最終部分では参加企業は米国に招待され、上級CISOや国際的なベンチャーキャピタリストとの対面ミーティング、またRSAやBlack Hat、チェック・ポイントが開催するCPXカンファレンスなどのイベントに参加する機会が得られます。

また、チェック・ポイントは、すでに実績のある組織を支援すると同時に、プログラムのエコシステム開発に関する部分を通じてアーリーステージにあるスタートアップ企業をサポートすることにより、コミュニティへの還元を行っています。その例として、起業家のCISOやベンチャーキャピタリストが参加する四半期ごとのサイバー業界向け朝食会、スタートアップ企業から専門家へのプレゼンの実施と関係づくりができる年2回のイノベーションイベント、および1対1のミーティングの機会などがあります。

本リリースは米国時間2022年11月23日に発表したプレスリリース<https://www.checkpoint.com/press-releases/check-point-software-launches-cyberup-israels-premier-accelerator-hub-for-cybersecurity-start-ups/>の抄訳です。

チェック・ポイントについて
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(https://www.checkpoint.com/)は、世界各国の政府機関や企業など、あらゆる組織に対応するサイバーセキュリティソリューションを提供するリーディングカンパニーです。Check Point Infinityの各ソリューションはマルウェアやランサムウェアを含むあらゆる脅威に対して業界トップクラスの捕捉率を誇り、第5世代のサイバー攻撃から企業や公共団体を守ります。Infinityは、企業環境に妥協のないセキュリティを提供し第5世代の脅威防御を実現する4つの柱で構成されています。リモートユーザー向けのCheck Point Harmony、クラウドを自動的に保護するCheck Point CloudGuard、ネットワーク境界を保護するCheck Point Quantum、そして防止優先のセキュリティオペレーションスイート、Check Point Horizonです。チェック・ポイントは10万を超えるあらゆる規模の組織を守っています。チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズの全額出資日本法人、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社(https://www.checkpoint.com/jp/)は、1997年10月1日設立、東京都港区に拠点を置いています。

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