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ctcとTRIPLE-1、ローカル5Gの共同実証実験を実施

中部テレコミュニケーション株式会社
2022年12月05日

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中部テレコミュニケーション株式会社
~「Massive MIMO」を用いてローカル5Gのさらなる可能性を探る ~

 中部テレコミュニケーション株式会社(本社:名古屋市中区、代表取締役社長:宮倉 康彰、以下:ctc)と、株式会社 TRIPLE-1(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:山口 拓也、以下: TRIPLE-1)は、「Massive MIMO」技術を搭載するTRIPLE-1製ローカル5G基地局「TOKI」を用いて、ローカル5Gの共同実証実験を開始しました。  この実証実験では、ローカル5Gを浸透・普及させていく上での大きな課題のひとつである”導入コストと性能のバランス”に対し、通信品質の向上と同時接続時の通信量拡大が可能となる技術を用いて、検証を行います。  5Gならではの高速で快適な通信体験を提供できるよう検討してまいります。



■ ローカル5Gの普及課題を解決する、「Massive MIMO」技術
 従来のローカル5G基地局では、特定の敷地・建物内の全ての5G端末に対して十分な強度の電波到達性を確保することが困難であり、複数の基地局設置が必要となります。その結果、導入コストが上昇してしまうことが課題でした。
 2社はこの課題に対して「Massive MIMO」技術を用いてアプローチしていきます。
 「Massive MIMO」とは超多素子アンテナを基地局に実装し、ローカル5G端末ごとに異なるビームを向けることで、通信品質の向上と同時接続時の通信量を拡大させる技術のことです。
 ctcは、通信事業者として各種サービスにおけるお客さまからのニーズを検証に活かし、基地局から検証設備までの環境を提供します。
 TRIPLE-1は、今回の共同実証実験において、「Massive MIMO」技術を搭載した自社製ローカル5G基地局「TOI」の提供および5Gシステムの設計・構築を担当します。
【参考比較】従来 vs Massive MIMO


■今回の共同実証実験について
1. 実証実験期間
2022年11月29日~2023年3月31日(予定)

2. 実証実験内容
・ 実際の集合住宅にて、屋外に設置した「Massive MIMO」を利用したローカル5G基地局の電波カバー範囲や建物内への電波伝搬特性の検証
・ 「Massive MIMO」利用時に、複数のローカル5G端末を同時に接続した場合の通信品質の検証

3. 実証実験現場実装イメージ

■ 今後について
 ctcとTRIPLE-1は、お客さまに対しより高速で快適なネットワークサービスを提供するため、本検証で得た知見を活かし、ローカル5Gに関する検討を引き続き推進していきます。

■ ctc 概要
商 号: 中部テレコミュニケーション株式会社
代表者: 代表取締役社長 宮倉 康彰
所在地: 〒460-0003 名古屋市中区錦一丁目10番1号 MIテラス名古屋伏見
設 立: 1986年6月3日
資本金: 388 億 1,648 万円
U R L : https://www.ctc.co.jp/

■ TRIPLE-1 概要
商 号: 株式会社 TRIPLE-1
代表者: 代表取締役社長 山口 拓也
所在地: 〒812-0013 福岡県福岡市博多区博多駅東1-14-20 ITビルII 7階
設 立: 2016年11月1日
資本金: 39 億 6,289 万 5,400 円(資本準備金含む)
U R L : https://triple-1.com/

■ 今回のプレスリリースに関する TRIPLE-1 WEBページ
URL:https://triple-1.com/news/release2022-12-ctc/

■ 商標
記載されている製品名などの固有名詞は、各社・各組織の商標または登録商標です。

以上

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