写真の“来歴”データで追える
今回、ニコンはミラーレスカメラ「ニコン Z9」に来歴記録を書き込める機能を搭載した試作機をメディア公開した。これにより、撮影時、どのカメラで誰が撮影したかなどの来歴情報を画像データに付与できるようになる。
例えば、撮影した画像データに対して、Photoshopで加工したのち、クラウドにアップすると、どういったカメラで撮影した画像データと、Adobe Stockにあるどの画像データが合成されたのか、誰のPhotoshopで加工したのかが確認できる、というわけだ。
ニコンの担当者によれば、新聞社によっては、カメラマンから持ち込まれた画像データが本当に正しいものなのか、キチンとチェックしており、そうした作業に時間を取られていることが多いというのだ。
CAIのような仕組みがあれば、持ち込まれた画像データが、誰がどのカメラで撮影したのかを付与情報で確認できるため、確認作業の時間を減らすことができるという。
ニコンとしては、当初はプロ向けのカメラへの対応を検討しているとのことだ。
この連載の記事
-
第221回
トピックス
子どものスマホ料金プラン オススメは【専門家が解説】 -
第219回
トピックス
「ドコモ銀行」どう実現? 住信SBIネット銀買収の観測も -
第218回
トピックス
みずほ、楽天に助け船 ドコモは三菱UFJとタッグの可能性も -
第218回
トピックス
なぜグーグル「Pixel」はカメラが横並びなのか -
第217回
トピックス
シャオミ台数急増 理由は安くても品質に自信大 -
第216回
トピックス
総務省の“アップルつぶし”か スマホ下取り価格規制 -
第215回
トピックス
クアルコム、経済圏拡大に“邪魔者” アームとの対立深まる -
第214回
トピックス
ドコモよりauとソフトバンクの体感品質が上がっている事実 -
第213回
トピックス
総務省がソフトバンクを刺しに来た? もう割引規制なんて撤廃すべきだ -
第212回
トピックス
「折りたたみスマホ」いまだに低調 欲しいと思える「何か」が足りない -
第211回
トピックス
KDDIローソン、狙いは“学生” 「無料ギガ」と「吊るし」でアピール - この連載の一覧へ