このページの本文へ

PKSHAとベネッセが共同開発する次世代型教育アプリ「AI StLike(AIストライク)」がグッドデザイン賞を受賞

株式会社PKSHA Technology
2022年10月07日

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

株式会社PKSHA Technology
株式会社PKSHA Technology(本社:東京都文京区、代表取締役:上野山 勝也、以下PKSHA)は、株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:小林 仁、以下「ベネッセ」)と共同開発し、ベネッセが「進研ゼミ高校講座」で展開する次世代型教育アプリ「AI StLike」が、2022年度グッドデザイン賞を受賞したことをお知らせします。PKSHAは「人とソフトウエアの共進化」というビジョンのもと、本アプリにおいては、生徒の取組ログを学習し、一人ひとりに合わせた最適な問題を出題するアルゴリズムの提供を通じ、各生徒が快適に学び続けられるUXを実現しています。






グッドデザイン賞とは

 グッドデザイン賞は、暮らしや社会をよりよくするため、公益財団法人日本デザイン振興会の主催で1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価の仕組みです。その対象は、製品、建築、ソフトウエア、システム、サービスなど多岐に渡り、形の有無に関わらず、目的を果たすために築いたものごとをデザインと捉え、その質を評価・顕彰しています。人間的視点・産業的視点・社会的視点・時間的視点といった様々な観点で審査が行われ、総合的なバランスにおいて受賞対象が決定されます。
URL:www.g-mark.org/


「AI StLike」開発の背景

 ベネッセの提供する「進研ゼミ」は、創業以来「全国どこにいても良質な教育を受けられる」ことをミッションに開発・改善が重ねられてきました。「教育のデジタル化」に取組む上で、既存業務や教材のデジタル化に留まらず「教育をデジタル化した上で子供の学習行動にあわせてアプリが自動で一人ひとりにフィットする」という体験を届けるために、AIによる学習の最適化と優れたUI/UXを組込んだ次世代教育アプリ「AI StLike」が開発されました。PKSHAは本アプリにおいてユーザーの目的や取組状況に応じて次の出題を最大2,000億通りの中から最適化するアルゴリズムをはじめ、様々な最適化機能を提供しています。アルゴリズムは生徒の残す膨大な取組ログを分析することで、一人ひとりの生徒に合わせた最適な問題を出題し、互いに進化することで各生徒が快適に学び続けられるUXを実現します。これにより、ベネッセの教科編集者が長年かけて培った指導ノウハウを、アルゴリズムが自動的にアップデートしながら提供する、新しい遠隔教育プログラムを実現しています。eラーニング環境が当たり前になっている現在、個々人に最適化されたEdTechサービスが多くある中で、「つまづきフォロー設計」と呼ばれる演習問題を間違えたあとの復習問題が「まるで先生が個別に出題してくているかのように」感じられる機能等、AIを用いつつも学習の快適性を損なわない機能、UI/UXがユーザーから高い評価を得ている点が評価され、今回の受賞に繋がりました。


「AI StLike」について

 『AI StLike(AI ストライク)』は、2020年3月20日リリースされた学習アプリで、「進研ゼミが50年以上かけて培った指導ノウハウをAIが毎秒アップデートする」をコンセプトとしております。「プロ講師の授業」は、忙しい高校生が日々の学習として利用できるよう、自分にとって必要な解説だけを適切にピックアップする機能を搭載。個人に合わせて最短時間で理解できるよう、わかるところは飛ばして、わからないところはじっくり学習できるアダプティブな映像授業を実現しました。「AI問題演習」は、50年以上の指導の知見に基づく学習カリキュラム【学習マップ】をAIが自動でアップデートし続けるしくみで、一人ひとりのつまずきがあぶり出され、1レッスンあたり約2,000億通りの学び方の中から、その人にとっての”最短ルート”での実力向上を実現します。特につまずきやすい数学では全問題に映像解説がついており、「どのような発想で問題を解けばよいのか」という着眼点も解説しています。また、同じ目標を持った高校生どうしの学力を比較できる「スキル機能」によって、リアルアイムで自分の学力を見える化し、学習のモチベーションを高めることで継続して学習を進められます。


株式会社ベネッセコーポレーション チャレンジスクール開発部 部長 永田祐太郎氏からのコメント

 従来のAIによるアダプティブ学習(遡り学習)は、計算上は最適でも、利用者視点では快適ではないものが多く、ストレスが多いものでした。しかし、本アプリでは最適と快適を両立する最高のAIアダプティブを実現させるために、「最大2回の遡り」という条件の中で顧客の学力向上を最大化するAIの開発に挑戦しました。その結果、学習途中の離脱が低いUI/UX、高い正答率・定着率の両方を実現させることが出来ました。AI StLikeの開発過程でたくさんの壁にぶつかりましたが、PKSHAからの提案によって突破することが出来ました。PKSHAの圧倒的な技術と提案力があったからこそ、最高のAIアダプティブサービスを作ることが出来ました。

◆PKSHA Technologyについて
「未来のソフトウエアを形にする」をミッションに、企業と顧客の未来の関係性を創るべく自社開発した機械学習/深層学習領域のアルゴリズムを用いたAIソリューションの開発・AI SaaSの提供を行っています。自然言語処理技術を用いた自動応答や、画像/動画認識、予測モデルなど多岐に渡る技術をベースにお客様の課題にあわせた解決策を提供する他、共通課題を解決するAI SaaSの展開により、日本のDX推進を多面的に支援し、人とソフトウエアが共に進化する豊かな社会を目指します。

会社名:株式会社PKSHA Technology
所在地:東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル 4F
代表者:代表取締役 上野山 勝也
URL: https://www.pkshatech.com/

【本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先】
株式会社PKSHA Technology広報担当
電話:03-6801-6718
メールアドレス:pr@pkshatech.com

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン