タフさをアピールする硬派なデザイン。ボタンで操作できるのが利点
文字盤は円形で、1.39インチの有機ELディスプレイを搭載。ウォッチ部の素材にはポリマー合金を用いて、ベゼルは太め。ディスプレイよりも高くなっているので、うっかり何かにぶつけたりしても画面にキズがつきにくいことが利点。
ディスプレイはタッチで操作できますが、側面に4つのボタンを搭載し、ほとんどの操作はボタンを押す仕組み。手袋を着けたままで操作できるので、登山やウインタースポーツを楽しむ人には便利でしょう。
カラバリは3色あり、筆者が使っているのは「エンバーブラック」。ほかに「アストロブラック&ゴールド」と「ワイルドグリーン」があり、いずれも硬派で、頑丈さをアピールするデザインという印象。実際に、MIL規格(米国国防総省の資材調達基準)の15項目に準拠する耐久性を実現し、100メートルの水圧に耐える10ATM防水にも対応。マイナス30度の寒さにも耐えることも特徴としています。ただし、マイナス10〜マイナス30度といった極寒の環境で使うには、設定で「自動低温モード」に切り替える必要があり、一部の機能が無効になるようです。
バンドは22mm幅のシリコン製で、細かく穴が空き、汗が溜まらない仕様。バンドそのものの装着感は悪くはないのですが、腕に巻いて気になったのはサイズ感。普段、大きめの腕時計やスマートウォッチを使用している人は気にならないかもしれませんが、Apple Watchや、Amazfitの他のモデルと比べると、本体が分厚く、ゴツさが気になりました。重さは気にならないのですが、慣れないうちは、手を動かした時に、そばにある物に当たったりしました。
ただし、この存在感はメリットとも言えそうです。1ヵ月ほど使っていますが、何度か「どこのスマートウォッチですか?」と聞かれたので、いい意味で「目立つ」とも言えそうです。