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アドバンテック、ハイパフォーマンス&5G接続可能なDINレール対応オートメーションシステム「ARK-1221L」「ARK-1250L」を発表

アドバンテック株式会社
2022年09月06日

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アドバンテック株式会社
アドバンテック株式会社は、DINレール対応の最新オートメーションシステム「ARK-1221L」「ARK-1250L」を発表しました。



このBOX PCは、超小型・堅牢・ファンレス設計、さらに、広範囲な動作温度範囲(-40~60℃)・電源入力に対応しています。また、5G※/LTEに対応しており、工場やスマートシティなどのアプリケーションで、効率性・生産性をパワーアップさせることが可能です。
OSは、Windows 10とUbuntuをサポートしており、導入や組込みが簡単に行えます。さらに、オプションでTPMチップを追加し、ハードウェアベースで高度なセキュリティを実現します。
このように、マシンビジョン・デバイス制御・スマートファクトリーなど、キャビネットやスペースが限られた環境で使いやすい、前面I/Oを備えた設計となっています。
※国内での5G接続については別途ご相談ください。

産業向けファンレスゲートウェイ 「ARK-1221L」
産業向けファンレスゲートウェイ 「ARK-1221L」
ARK-1221Lは、Intel(R) Atom(R) x6413E Quad Core CPU(Elkhart Lake)を搭載しています。また、最大32 GB DDR4-2666メモリをサポートしており、演算量の多いIoT処理に適しています。また、ステムのRAS・セキュリティをリモートでもマネジメント可能な管理ソフトウェア「WISE-DeviceOn」を活用し、デバイス状態の監視、電源オン/オフのリアルタイム制御、トラブルシューティング、ソフトウェア/ファームウェアのアップグレードなどの管理も実現した、5G対応のIoTゲートウェイを提供します。
ARK-1221Lは、「60 x 158 x 114 mm」というコンパクトなサイズながら、2x GbE(最大2500 Mbps)、2x RS-232/422/485、2x USB 3.2、2x USB 2.0、HDMI + DPなど、センシングデバイスとの接続が可能な豊富なI/Oを特長としています。
また、Wi-Fi / 5Gモジュール接続、mPCIe、M.2 E Key ・B Keyなどの内部拡張スロットをもち、オートメーションアプリケーションに最適です。
ARK-1221l 外観
AIを加速させるオートメーションシステム「ARK-1250L」
AIを加速させるオートメーションシステム「ARK-1250L」
ARK-1250Lは、第11世代 Intel(R) Core™ i5/i3 プロセッサー (Tiger Lake)搭載しており、AIによるディープラーニング機能と低消費電力で、応答性の高い高性能なコンピューティングパワーを特長としています。
また、豊富なI/O、10種類以上のiDoor I/O拡張モジュールに対応しています。これらのモジュールを追加することで、AOI、AGV/AMR、産業機器制御アプリケーションに柔軟に対応することができます。
アドバンテックi-Doorモジュールのラインナップ
また、モーターとレーダーセンサー用に4x RS-232/422/485、ロボットアーム用に1x CANbus(オプション)、ビジョンカメラなどの周辺機器用に3x USB 3.2、接続用に3x GbE(2つは最大2500 Mpbs)に対応できます。さらに、mPCIe/mSATA、M.2 Eキー(Wi-Fi)、Bキー(5G)、内蔵USBピンヘッダー(セキュリティドングル用)などの内部拡張スロットがあり、ユーザーがソリューション機能を強化できるよう支援します。

ARK-1250 外観
また、ARK-1250Lは、アドバンテックのDeviceOn/iEdgeを搭載し、Modbus、OPC-UA、その他のPLCベースプロトコルを含む標準産業プロトコルをサポートし、マシンの状態監視・リアルタイム反応・異常通知をユーザーフレンドリーなインターフェイスで提供します。


産業向けファンレスゲートウェイ 「ARK-1221L」


Intel Atom(R) x6413E クアッド コア SoC ターボ バースト最大 3.00 GHz 2 x Intel(R) GbE、2 x RS-232/422/485
内部拡張スロット: M.2 E-Key 2230, M.2 B-Key 2280, 1 x full-sized mPCIe slot、TPM、内部USB
mSATA および 2.5" SATA ストレージ デバイスをサポート
WISE-DeviceOn に対応




AIを加速させるオートメーションシステム「ARK-1250L」



第11世代 Intel(R) Core™ i5/i3搭載
Intel(R) GbE x 3、RS-232/422/485 x 4、8 ビット DIO、CANBus(オプション)
内部拡張スロット: M.2 E-Key 2230、M.2 B-Key 2280、mPCIe スロット付きフルサイズ mSATA x1、TPM、内部 USB iDoor support
DeviceOn/iEdgeに対応


アドバンテック エンベデッド デザイン・イン フォーラム(ADF)
9月14日(水)、東京・品川フロントビル会議室にて「アドバンテック エンベデッド デザイン・イン フォーラム(ADF)」を開催いたします。アドバンテックの製品実機、組込みソリューション、及びEdge AIの活用事例を一斉に展示します。イベントの詳細。ご登録はこちらから参照いただけます。https://blog.advantech.co.jp/topics/eiot/26874

【アドバンテックについて】
アドバンテックは、IoTインテリジェントシステムおよび組込みプラットフォームの分野でグローバルトップシェアのインダストリアル・プラットフォームメーカーです。「Enabling an Intelligent Planet(インテリジェントで持続可能な地球を実現する)」をコーポレートビジョンに掲げ、近年はIoT、ビッグデータ、AIのトレンドを取り入れ、エッジインテリジェンスなWISE-PaaS AI・IoTプラットフォームとマーケットプレイスのインダストリアル業界向けソリューションを提供し、クライアントとビジネスパートナーとが結びつきを深め、AI・IoT時代の新たなビジネスをCo-Creation(共創)できるエコシステムの実現を進めています。(www.advantech.co.jp)

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