4K解像度だと60fpsを維持! 大興奮の怪獣バトル『GigaBash』を「Ryzen 7 5700X」&「Radeon RX 6700 XT」で遊んでみた
2022年09月07日 11時00分更新
■ゲームタイトル:GigaBash
■開発元:Passion Republic Games
■販売元:Passion Republic Games
■価格情報:4180円
■公式サイト:https://passionrepublicgames.com/
巨大怪獣や特大ヒーローたちの迫力のバトルを楽しめる
「アリーナ型対戦アクションゲーム」が登場
Passion Republic Gamesはアクションゲーム『GigaBash』を8月5日に発売した。プラットフォームはPlayStation 5、PlayStation 4、PC(Steam/Epic Games)。PC版の推奨環境は、CPUはAMD「FX-9370」/インテル「Core i5-4690K」以上、GPUはAMD「Radeon R7 370」/NVIDIA「GeForce GTX 960」以上、メモリーは8GB以上、空きストレージは15GB以上だ。
本作は、「タイタン」と呼ばれる巨大怪獣や特大ヒーローたちによる迫力のバトルを楽しめる「アリーナ型対戦アクションゲーム」。怪獣や変身ヒーロー、巨大ロボットが登場する特撮作品やアニメを見て育った人なら、ドハマりすること間違いなしの作品だ。まずはバックストーリーから解説していこう。
タイタンを倒せるのはタイタンだけ
ストーリーモードでタイタンの起源の秘密に迫ろう
GigaBashの舞台は、怪獣、ヒーロー、巨大ロボなどの「タイタン」が存在することが日常となっている世界だ。巨大なモンスターたちの出現はその世界でも大きな災厄となっているが、人類も「バリアジェネレーター」や「メカタイタン」などの対抗策を準備している。しかし怪獣たちの圧倒的パワーや特殊能力の前に、ヒーローや巨大ロボット以外の通常戦力は有効な手段となり得ていない。
本作には「ストーリーモード」が用意されており、タイタンとしてプレイしていくことで、それぞれの起源の秘密に迫ることが可能だ(現時点では4キャラクターぶん)。「ローカル対戦」「オンライン対戦」も用意されているが、まずはストーリーモードをプレイして、タイタンたちの秘密に触れつつ、操作に習熟しておこう。
アクションゲームとしてはシンプル操作
タイタンごとに異なる「特殊攻撃」を使いこなそう
操作はいまどきのゲームとしては単純明快。左レバーに移動、Aボタンにジャンプ、Xボタンに通常攻撃(長押しで強攻撃)、Yボタンに特殊攻撃(長押しで溜め特殊攻撃)、LBボタンにガード、RBボタンにダッシュが割り当てられている(Xboxコントローラーの場合)。
キモになるのが特殊攻撃で、タイタンごとに遠距離攻撃や、敵を吸い込むなどユニークかつ、強力な能力が割り当てられている。特殊攻撃なしで勝ち進むのは至難の業なので、それぞれの特性、相性などはしっかり把握しておきたい。
またBボタンには、つかむ(Bボタン1回)、投げる(Bボタン2回)、つかみ攻撃(Bボタン→Xボタン)、つかみ特殊攻撃(Bボタン→Yボタン)などの派生攻撃が割り当てられている。ビルを投げたり、巨木で敵を殴るなどさまざまな攻撃が可能だ。
本作で最も重要な要素が「ギガエネルギーメーター」。体力ゲージの下にあるこのメーターは、敵にダメージを与えたり、建物を壊したり、「ギガエネルギーボール」を拾うことで溜まっていく。そして、満タンになったらLBボタンとRBボタンを同時に押すことで、巨大な「Sクラス」のタイタンに変身できるのだ。
Sクラスのタイタンは普通のタイタンに大ダメージを与えられるほか、普通のタイタンからの攻撃によるダメージを受けなくなる。ただし、普通のタイタンでもSクラスのタイタンを攻撃することでギガエネルギーを溜めることは可能だ。戦いの形勢を一気に逆転できるので、ギガエネルギーメーターはつねに把握しておきたい。
GigaBash最大の魅力はなんと言ってもユーモラスなキャラクターデザイン。恐ろしい存在であるはずの怪獣も、なんとも言えない愛嬌のある表情をしている。また、「~マン」的な巨大ヒーローもメタボ体型で、他人とは思えず愛着を感じずにはいられない。そんなコミカルなデザインの本作だが、アクションゲームとしてのバランスは秀逸。怪獣や変身ヒーロー、巨大ロボットが好きな人にはぜひプレイしてほしい作品だ。
「Ryzen 7 5700X」&「Radeon RX 6700 XT」環境での快適度は?
最後に、GigaBashがAMDプラットフォームでどのぐらい快適に動作するのかチェックしてみよう。今回のテスト用PCに搭載したCPUは「Ryzen 7 5700X」(8コア/16スレッド、最大4.60GHz)、ビデオカードはミドルレンジクラスの「Radeon RX 6700 XT」だ。
グラフィック設定はデフォルトのままで、フルHD(1920×1080ドット)、WQHD(2560×1440ドット)、4K(3840×2160ドット)解像度のそれぞれで平均、最小、最大フレームレートを「MSI Afterburner」で計測している。
今回のテスト用PCには、8コア/16スレッドCPUのRyzen 7 5700Xと、ミドルレンジクラスのビデオカードであるRadeon RX 6700 XTを搭載しているが、平均フレームレートはフルHDが60.0fps、WQHDが59.9fps、4Kが60.0fpsとなった。
GigaBashは最新3Dゲームではあるが、前述のとおり推奨環境のスペックはけっして高くはない。また、本作はフレームレートの上限が60fpsに設定されているため、今回はフルHD、WQHD、4K解像度で誤差以上の差が表われなかった。というわけで今回のAMDプラットフォームでGigaBashをプレイするのなら、高精細な3Dグラフィックを存分に堪能できる4K解像度を選択することをオススメする。
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