登録4000人待ち! 犬同伴OKの河口湖のSANUで週末を満喫
大人気セカンドハウスサブスク「SANU」に泊まってみた
ワーケーションなのでもちろんお仕事も。事務所よりはかどる!?
さて、仕事だ。ワーケーションできなければ、セカンドハウスとは言えない。Wi-Fiの速度が十分なのは前日確認しているので、ワークスペースをチェック。机の上にも下にもコンセントがあり、電源は十分。机も広く、作業はしやすい。電気も最大に明るくすれば問題なく作業できる。
筆者は体が大きいので心配していた椅子だが、きちんとした作りで快適に座れた。数時間作業したが、腰が痛くなるようなことはない。
ワークスペースはベランダ側なので、家族がキッチン側で何かしていても気にならない。ただ、普段は仕事場に犬がいないので、犬たちが仕事をしている筆者にちょっかいをかけてくるのは邪魔でもあり、最高でもあった。
ストレスなく仕事できた上、なぜか事務所にいるときより原稿執筆が捗った。出張や旅行の際、ホテルで無理矢理仕事するときは効率が落ちるのに、SANUはセカンドハウスと言うだけあり、集中できる環境だった。
犬OKのキャビンの横には、犬のトイレとシャワー、ごみ箱などが用意されていた。今回はほとんど使わなかったが、愛犬を連れてくる人は安心できるだろう。
仕事が終わったら、夕食の準備。レトルトのカレーが冷蔵庫にあるのはわかっていたが、やはり自分で作るカレーの方が美味い。今回は花椒キーマを作ったのだが、IHヒーターの火力が強くて、問題なく料理できた。
フライパンや鍋はもちろん、木べらやトング、ピーラー、大小のボウル、包丁など本当に一通りの備品があるので自宅から何も持ってこなくてもよいのがすごい。
ウェブサイトの備品リストを見て、コーヒー豆やバスマティライスがあるのは知っていたが、どうせ少量だろうと思って自宅から持参したのだが、「SANU」に備えてあるだけでこと足りてしまった。
カレーができたら夕食はたき火しながら食べることにした。焚き火台はキャビンの横に用意されており、丸太の椅子も4つ置いてあった。殺虫スプレーや着火マンも用意されているのはありがたい。着火剤もあるはずなのだが、今回は空っぽ。しかし、そこは男子の腕の見せ所。焚き付け薪で火をおこして点火した。
筆者は東京だとぼーっとする時間がほぼないのだが、食後にたき火を見ながらビールを飲んでいると、頭が空っぽになって最高だった。鳥の鳴き声や木々のふれあう音など、自然のBGMにも癒やされる。犬たちも足下をちょろちょろして、日々のストレスがどばーっと流れていくのを感じた。しかも、きちんと仕事をした後なので、罪悪感もない。
その後はゆっくり風呂に入って、お酒を飲みまくって就寝。犬たちも昼間原っぱで大騒ぎしたので、ヘトヘトらしく早めに寝てしまった。
翌朝、まずは片付け。ホテルではなくセカンドハウスなので、来た時と同じ状態にして出なければならない。洗い物をして、ゴミは分別して管理棟のごみ箱に出す。
チェックアウトは11時だったので、準備を終わらせたら犬を置いて10時オープンの道の駅に突撃し、お土産代わりに新鮮な野菜を大量に購入した。そして帰ってきて荷物を持ったらチェックアウト。帰途についた。
その後、清掃が入り、消費した商品をカウントし、クレジットカード決済が行なわれる。その際、洗濯機などの有料サービスを使ったかどうかを申告する。
今回は特に不要だったのだが、2日目の夜に洗濯機を回してみた。洗濯機は管理棟にあり、洗剤も用意されている。コインランドリーと異なり、家庭にあるようなドラム式洗濯機なので、普通に洗濯物を入れて回すだけ。4日間来る場合は途中で洗濯しないと衣服が足りなくなるので、活躍することだろう。