登録4000人待ち! 犬同伴OKの河口湖のSANUで週末を満喫
大人気セカンドハウスサブスク「SANU」に泊まってみた
「SANU 2nd Home」は月額5万5000円で、自然の中にもう一つの家を持てるサービス。7月末時点でなんと4000人以上の登録待ちという状態の人気ぶり。今回は「SANU 河口湖 1st」に2泊宿泊させていただいたので、その様子を徹底レビューする。
月額5万5000円のセカンドハウスサブスクが大人気!
最近、サブスクサービスが人気だが、なんとセカンドハウスのサブスクまで登場している。「SANU 2nd Home(以下、SANU)」は月額5万5000円で、自然の中にもう一つの家を持てるサービス。現在、白樺湖、八ヶ岳、山中湖、北軽井沢、河口湖などに7拠点50棟が完成している。
2021年11月にローンチしたのだが、速攻で満室となってしまったそう。現在は、急ピッチでキャビンを増設中なのだが、それでも7月末時点でなんと4000人以上の登録待ちという状態だという。
SANUのメンバーは1回4泊まで宿泊でき、宿泊後に次の予約が取れるようになる。月に4泊というわけでなく、宿泊後に予約が取れれば、同じ月内に何回泊まってもいい。使い倒すなら、まずは毎月前半に一度予約するのがお得なようだ。
SANUは都心から車で2~3時間圏内にあり、オリジナルのキャビンには最大4名が宿泊できる。キャビンは独立しており、ホテルのように壁を挟んで他人がいるようなことはない。SANUのウェブサイトでは大自然の中に佇む、素晴らしい写真が見られる。都心に疲れ気味の筆者としても、とても惹かれるサービスだ。
今回、「SANU 河口湖 1st」に2泊宿泊させていただいたので、その様子を徹底レビューしたい。
犬同伴OKのキャビンもあり! 愛犬連れてレビューへGo
レビューを引き受けるに当たって、事前に確認したのは2点。毎月、何日も泊まりがけで遊び回ることはできない。ワーケーションとして使えるかどうか。そして、泊まりがけなら愛犬2頭も連れて行けるかどうかだ。ワーケーションは問題なしとのこと。犬は基本NGだが、河口湖1stと八ヶ岳2ndに犬同伴OKの棟がひとつづつあるそう。今回は、その河口湖1stの「SANU CABIN Dog Friendly」に2泊することになった。
メンバーであれば、専用アプリもしくはウェブサイトから予約するそう。チェックインは15時なので、都内をお昼に出発した。この日は途中まで渋滞気味だったので、談合坂サービスエリアで休憩。ここにはドッグランがあるので、愛犬もフリーにできる。
今回連れて行ったのは、黒柴の凛ちゃん(メス、8歳)と皐くん(オス、1歳)の2頭。複数頭、そして小型犬だけでなく、大型犬もOKというのは珍しく、愛犬家にはうれしいところだ。
SANUは「Spotify」(https://open.spotify.com/user/aq9ukw25yqc0u5i5viakxtay2)でお勧めのプレイリストを公開している。せっかくなので、ドライブ中にBGMをして流してみた。
車はレンタルしたのだが、車載のナビにSANU 河口湖 1stの住所が入らない。鳴沢村までは入るのだが、番地の候補がないのだ。Googleマップでは表示できたので、近くに行ってからはスマホをナビ代わりにした。最後は森の中を少し走ったが、特に迷わず到着。ウッドキャビンが7棟並んでいた。それ以外の施設は管理棟のみで、シンプルな印象を受けた。駐車場は余裕たっぷりで2台ずつ止められそう。
自分のキャビンの前まで行き、アプリもしくはウェブサイトでチェックイン操作をすると4桁の数字が表示される。ドアのキーナンバーなので入力すると、鍵が開く。
開けた瞬間、「おー」と感嘆の声が上がった。内装もすべて木材がふんだんに使われており、とにかく天井が高い。天井にはファンが回っており、正面は全面ガラス張り。その先には森の緑が映えている。
早速、犬たちも我々も室内をうろうろして室内チェック。入って右手がアイランドキッチンとダイニング。左手がトイレとお風呂。トイレも形状はイレギュラーだが広く、お風呂も十分広くて綺麗。エアコンは据え置きタイプ。奥の左手にセミダブルベッドが2台、右側にはワークスペースが用意されている。室内の広さは50平方メートルで、13平方メートルの立派なテラスもある。
愛犬用の設備として、入り口に犬用のウェットティッシュや粘着ローラーが用意されており、床材も汚れづらい素材に変更しているとのこと。