残酷な死にっぷりが話題になったコマンド選択式ADV

本格アドベンチャー『波動の標的(MSX2版)』が「プロジェクトEGG」で本日リリース!

2022年07月19日 16時55分更新

文● ASCII

 D4エンタープライズは7月19日、同社が運営するレトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」にて、1988年にスタジオWINGがリリースしたコマンド選択式のアドベンチャーゲーム『波動の標的(MSX2版)』の配信を開始した。価格は400円(キャンペーン終了後は770円)となる。

新聞記者・草薙史郎が新興宗教の謎の集団自殺を取材するうちに、猟奇的事件へ巻き込まれる本格アドベンチャーゲーム!

 

 199X年、新宿。月の隠された闇の夜は魔の世界。経済大国と呼ばれ、おごりの夜を果てしなく遊び戯むれる滅びの民よ。今なら間に合う。間に合うものを何故に目覚めぬ滅びの民よ。凶運の星が輝き始めたというのに……。

 本作は、1988年にリリースされたアドベンチャーゲーム。プレイヤーは東邦新聞社の記者である草薙史郎となって、集団自殺した新興宗教「メサイヤ教団」を取材するうちに、さまざまな事件に巻き込まれていく。

 ゲームはコマンド選択方式を採用。直感的なプレイができるが、ゲームはなかなかに手強い内容になっており、とくにシナリオ中盤以降では死ぬことが頻発するという。当時は死なないアドベンチャーゲームが多かった中、本作の手強さ、そして残酷な死にっぷりは大きな話題となった。

 なお直接的な繋がりはないものの、本作には「白と黒の伝説」シリーズと関連する要素もあり。複数のタイトルで親しい世界観を持っているあたりは、ユニークな特徴と言えるだろう。

 プロジェクトEGGでは「白と黒の伝説」シリーズは配信されているので、あわせてチェックしてみてはいかがだろうか。

EGGチャンネルにて紹介動画公開中!

【ゲーム情報】

タイトル:波動の標的(MSX2版)
ジャンル:アドベンチャー
メーカー:スタジオWING
プラットフォーム:PC
発売日:配信中(2022年7月19日)
価格:440円
※キャンペーン終了後は770円での配信となります。

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