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ウクライナ労働者の受け入れを促進 Buddycomの翻訳機能にウクライナ語が追加

2022年06月14日 14時10分更新

文● ASCII

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 サイエンスアーツは6月14日、同社が提供するデスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom(バディコム)」のトランシーバー翻訳機能にて、言語選択にウクライナ語と中国語繁体字を追加したと発表した。

 とくにウクライナ語は、現在の世界情勢に鑑み、多くの現場でウクライナからの労働者を受け入れやすくなるように、との願いを込めて開発したという。例えば、日本語で話した相手には自動でウクライナ語で伝わり、相手がウクライナ語で返答をすると自動で日本語の音声で聞こえる。これにより、日本語が拙いウクライナの就労希望者でも日本人とスムーズにコミュニケーションを取れるようになり、多くの日本の現場が受け入れ体制を強化できるとしている。

 Buddycomのトランシーバー翻訳機能はグループメンバーが各々言語設定可能で、通話音声が設定した言語に翻訳され機械音声で読み上げる機能。翻訳された機械音声を自動でテキストに変換するため、聞き逃した際も後から会話の翻訳内容を「文字」で確認することができる。

ウクライナ語、中国語繁体字が対応している翻訳エンジン
・音声テキスト化  :Google Translate、Azure
・トランシーバー翻訳:Google Translate、Azure

※Android端末ではウクライナ語、中国語繁体字ともに機械音声のテキストの読み上げが可能。
※iOS端末は中国語繁体字の機械音声のテキストの読み上げが可能で、ウクライナ語は読み上げ非対応。

 今回の追加により、トランシーバー翻訳はエンジンによって18言語に対応したという。

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