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シチズン「アテッサ誕生35周年記念」民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」コラボ7月7日に発売

2022年06月10日 12時30分更新

文● ASCII

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 シチズン時計は6月10日、「CITIZEN ATTESA(シチズン アテッサ)」ブランド誕生35周年記念第2弾として、限定モデル「『シチズン アテッサ』ACT Line エコ・ドライブGPS衛星電波時計F950 ダブルダイレクトフライトHAKUTO-Rコラボレーションモデル」を発表。7月7日に世界数量限定で販売する。

 同社がコーポレートパートナー契約を結ぶispaceの民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」とコラボし、新開発の「結晶チタニウム」を使用。2022年末頃の打ち上げを予定している民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」のランダー(月着陸船)の着陸脚パーツには、シチズンのスーパーチタニウムが使用されており、新製品はこのランダーの着陸脚パーツと同じ「デュラテクトDLC」を施したスーパーチタニウムと、シチズンが新たに開発した「結晶チタニウム」を組み合わせた特別なモデルとなっている。

 結晶チタニウムは、チタニウムを高温で熱処理し、再度冷ますことで組成が不均一に結び付き、表面に結晶パターンが出現することで生まれ、結晶パターンは自然界の鉱物のようにひとつとして同じものがない。本モデルでは、その結晶チタニウムをベゼルとバンドの中駒に使用。

 宇宙空間の暗闇をイメージして文字板、ケース、バンドともにブラックで統一。文字板はリングやインデックス、サブダイヤルのリングパーツを重ねた積層構造とし、チタニウムの結晶をイメージしたパターンをブラックトーンで表現。裏ぶたにはスーパーチタニウムを使用しているHAKUTO-Rのランダーの分解図イメージをレイアウトしている。

 機能面は、エコ・ドライブGPS衛星電波時計の最上位ムーブメント「F950」を搭載し、時刻情報のみの受信では、世界最速レベルの最短3秒で受信、メインタイムの時針と分針を従来の2倍の速さで動かし時刻を表示する。さらに、ダブルダイレクトフライトや1/20秒クロノグラフ機能なども備えたフルスペックモデルとなっている。

 ケース径44.3mm、厚み16.0mm(設計値)。10気圧防水、第1種耐磁時計を備えるほか耐メタルアレルギー商品。また、wena 3替えバンドにも対応する。7月7日発売予定で価格は31万9000円(世界限定1000本)。

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