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400人体制で行なわれた新世代銀行システムの開発とは?

アクセンチュアのスクラムマスターが語る銀行システム開発の舞台裏

2022年05月27日 09時00分更新

文● 大谷イビサ 編集●ASCII 写真●曽根田元

提供: アクセンチュア

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時間感覚が変わった 「なんだ速くやれるじゃん」

大谷:最後、プロジェクトに参加して成長したなあと感じる部分があれば教えてください。

青柳:これはこの記事の後編であるアーキテクト編でもお話しすると思うのですが、とにかく技術的に攻めているところがいっぱいあるので、エンジニアとしては絶対に面白いです。僕も、Javaの知識はそれなりにあったのですが、GCPも、Cloud Spannerも、k8sのコンテナも初めて。立場上、書くことはなかったのですが、golangやTypeScriptも読めるようになりました。

結局、1つのスクラムチームがバックエンドからフロントエンドまで全部やっているので、技術領域が広いんです。今は保守も担当しているので、運用面のノウハウも得られるようになっています。だから、相当広い知識は得られています。

大谷:なるほど。機能ごとに分割されたマイクロサービスならではのメリットですね。

青柳:そういった技術面での成長はもちろん、大きく変わった点は、何度も言いますが、マインドですね。

前は1ヶ月単位での開発だったので、1週間、まして1日でなにかができるはずがないと思っていたんです。「時間がかかるものは時間がかかるのである」というバイアスが強すぎて、自分で限界を作っていた。でも、そういったマインドや時間感覚がすごく改善されましたね。「なんだ速くやれるじゃん」って。これは自分では成長だと捉えています。

大谷:高さんや佐藤さんはいかがですか?

高:先ほど話したように、エンジニアの意見が尊重され、ものづくりが尊重される環境にいたので、僕もいろいろなわがままができました。たとえば、テストの自動化に関してもふるまい型のテスト駆動(BDD)を実施することができた。こうした経験が僕にとっては成長につながっていると感じています。

佐藤:僕自身も開発とデザインを取り持つという役割を得たのは、とても勉強になりました。あとはデザイナーの意見をまとめるリーダーとしての自覚ですかね。

僕はもともとSE上がりなので、システム開発の立場。だから、デザイナーと話していると、「UXとしてはいいけど、開発するならこっちの方が楽じゃん」とか思ってしまうんですよ。でも、チームで話していたときに、「佐藤さんはデザインチームのリードなんだから、そういうブレーキばかりかけるのはやめてほしい」ってデザイナーに言われちゃったんですよね。

大谷:痛いところを突かれましたね。

佐藤:はい。これはめちゃくちゃ反省しました。

UXという点にプライオリティを置きつつ、ここの3人と事前に相談して、方向性を確認して、お客様との議論に向かうとか、そういうしたたかさや進め方の勘所は身についたと思います。

大谷:山本さんもまとめとして今回のプロジェクトの感想を教えてください。

山本:なにしろピーク時は400人だったので、すごい人数です。その人数でアジャイル開発のプロジェクトがうまく回っていたというのは、開発者としても、スクラムマスターとしても、まさに冥利に尽きるとしか言いようがないですね。普通のウォーターフォールと異なって、やりながらどんどん改善が進むというのは、本当にやっていて面白かったです。

大谷:ありがとうございました!

(提供:アクセンチュア)

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