東京都 デジタルサービス局 デジタルサービス推進部(旧 次世代通信推進課note)連動企画 第71回

都庁で活躍する小さなロボット(RPA)

文●次世代通信推進課

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※新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。

 新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として厚生労働省や首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。またコロナワクチンに関する情報は首相官邸のウェブサイトをご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。

 東京都 デジタルサービス局 デジタルサービス推進部です。(旧 次世代通信推進課note)。デジタルサービス局は、デジタルの力を活用した行政を総合的に推進し、都政のQOSを飛躍的に向上させるため、新たに設置した組織です。その中で、ネットワーク推進課は、東京の成長戦略やICT利活用の更なる推進のため、2019年(平成31年)4月に新たに設置された組織です。その中で、次世代通信推進課は、TOKYO Data Highwayの構築を推進し、いつでも、誰でも、どこでも「つながる東京」の実現に向け、取り組んでいます。

 都民の皆様がどこにいてもサクサクつながる環境を構築するため、全国初となる5Gアンテナ基地局を搭載するスマートポールの試行設置や通信事業者が5Gアンテナ基地局を設置しやすいように、行政財産を開放するなど様々な取組みを展開しています。こうした日々の取組みを都民の皆様に情報発信していきます。

■前回の紹介記事はこちら。
都内で初となる、ドローンで複数の橋を横断する医薬品(模造品)※配送プロジェクトを実施しました!
https://lovewalker.jp/elem/000/004/091/4091546/

※過去の連載記事はこちら:東京都 デジタルサービス局 デジタルサービス推進部ネットワーク推進室(旧 次世代通信推進課note)連動企画
https://lovewalker.jp/special/3000752/

 こんにちは。今回は都庁内で進んでいるRPAを活用した業務改善について、デジタルサービス推進課 各局支援担当が紹介します。

RPAとは?

 Robotic Process Automationを略した言葉です。

 RPAをパソコンにインストール等し、人間がパソコンを使って行う入力や照合等の作業について、予め処理手順を設定しておくことで、自動的に処理を行うことが可能になります。定型的・反復的な業務に活用することで、事務処理時間の縮減や作業の正確性の向上が期待できます。

RPAの利用開始まで

操作研修会の様子

具体的な導入事例

 実際に導入されている事例を紹介します。

<活用事例 提出された申請書のメール送信補助>
申請書受理の窓口部署が、書類を適切な担当者にメールで送信する手続きです。

今後について

 現在、東京都では15局、70の事業にRPAが導入されています。

 ここ最近の活発なデジタル化の動きにより、RPAに対する問い合わせや導入部署が日に日に増えており活用機会が広がっています。

 RPAはPC内の小さなロボット(ソフトウェア)ですが、都庁の業務の更なる効率化に向けてRPAの活用に懸命に取り組んでいきます。

◆この記事は、下記より転載しています
https://note.com/smart_tokyo