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スマホと一緒に手軽に使え、最高峰の再生音質を提供

iFI audio、384kHzハイレゾ再生や4.4mmバランス駆動にも対応した、スティック型USB DAC「GO bar」を発表

2022年05月23日 12時00分更新

文● ASCII

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 トップウイングサイバーサウンドグループは5月23日、イギリスiFi audioの新製品「GO bar」の発売日、価格などを発表した。春のヘッドフォン祭 2022でも公開されていた製品。

 GO Barはスティック型のUSB-DAC内蔵ヘッドホンアンプで、手の中にすっぽり収まるほどコンパクトだ。また、iFI audioの10周年を記念し、全世界1000台限定の「GOld bar」も用意している。GO barの発売は5月27日で、実売4万9500円前後になる見込み。GOld barの価格や発売時期は未定だ。

左が標準モデル。右が限定発売する予定の「GOld bar」

前面にはインジケーターがあり、LEDで設定や再生状態が分かる仕組み

背面は金属筐体の質感を生かしたつくり

 GOシリーズは主にスマートフォンとの組み合わせを念頭に置いた新シリーズ。第1弾はBluetoothレシーバーの「GO blu」で、同じようにコンパクトな筐体を持つ第2弾製品として企画されたのが「GO bar」だ(GO bluとの比較画像はヘッドフォン祭のレポートを参照)小型だが最大384kHz/32bitのPCMやDSD256(12.2MHz/1bit)のハイレゾ対応となっており、MQAフルデコードにも対応。iFI audioならではの高音質技術も盛り込んでいる。

 左右対称デュアルモノ出力段を持つトゥルーバランス回路設計で、4.4mmバランスと3.5mmアンバランスのヘッドホン出力を持つ。超低ノイズをうたっており、3.5mm端子もクロストークを半減した“S-Balanced”回路になっている。

基板

厳選したパーツを使用している

 “iEMatch”と“Turboパワー・チューニング”として、高感度なIEMと低能率な大型ヘッドホンの両方で性能を出すための出力調整機能を持つ。デジタルフィルターは4種類。低域を増強する“XBass+”、違和感のない定位を出すための“XSpaceアナログ処理モード”などを持ち、再生する楽曲やイヤホン/ヘッドホンの特性に合った再現が可能。

 金属製の筐体には精密なボリュームコントロール機能に加え、フォーマットやサンプリングレートを表示するLEDも装備している。さらにGOld barは18金メッキ仕様で、筐体精度とシールド性能が高い銅製のシャーシ、電源フィルタリングの強化といった改良を加えているという。

ケーブルと一緒に持ち運べる付属ケース

高精度なボリュームコントロール用のボタンなどを備える。

 入力端子はUSB Type-C。出力は4.4mmバランス駆動時が475mW(32Ω)、7.2V(600Ω)。3.5mmのアンバランス駆動時で300mW(32Ω)、3.8V(600Ω)。出力インピーダンスは1Ω以下(iEMatch有効時は3.6Ω以下)。S/N比は132dBA(バランス)/108dBA(アンバランス)。ダイナミックレンジは109dB(A)/108dB(A)。THD+Nは0.002%未満 /0.09%未満。周波数特性は20Hz~45kHz(-3dB)。消費電力は最大4W。

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