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設定次第で最新ゲームも高フレームレートでのFPSプレイも!

最新Ryzen 5 5600でより高コスパに! 13万円台でRTX 3050、フルHDゲームプレイが快適なゲーミングPC

2022年05月21日 11時00分更新

文● 勝田有一朗 編集●八尋/ASCII

提供: インバースネット株式会社

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普段使いやテレワーク作業にも不足ないミドルクラスらしい性能を発揮

 FRGXB550/WS2/NTKに搭載されているRyzen 5 5600は、冒頭でも述べたとおりAMD Ryzenシリーズのバリューゾーンを補完するために新しく投入されたモデルで、「Zen 3アーキテクチャ」を採用するRyzen 5 5600Xの廉価版的な位置付けになる6コア/12スレッドCPUだ。Ryzen 5 5600Xとの大きな違いは動作クロックのみで、ベースクロック3.5GHz、最大ブーストクロック4.4GHzと、それぞれRyzen 5 5600Xより0.2GHzずつ低くなっている。その他のPCI Express 4.0対応やL2/L3キャッシュ容量といった点に違いは見られない。

 システムメモリーは16GB(8GB DDR4-3200×2)で、一般的な用途やゲームプレイにおいては不足ない容量といえるだろう。試用機に使用されていたマザーボードは「ASRock B550M-HDV」で、メモリースロットが2スロットタイプなので、もしメモリーを増量したいときは初期装備のメモリーモジュールと丸ごと交換になる点を留意しておきたい。

 そしてパソコンの性能を決めるもうひとつの大きなファクターとなるGPUには、RTX 3050が搭載されている。GeForce RTXシリーズのエントリーモデルではあるものの、VRAMを8GB搭載し、フルHD環境(1920×1080ドット)であれば多くのゲームを一定水準以上の快適さで遊べる性能を備えていると思われる。

 一般的に6コア/12スレッドのCPUは、何を実行するにおいてもとりあえず不足ない性能を有しつつ、価格を抑えたコストパフォーマンスの高いミドルクラスCPUとして捉えられることが多い。Ryzen 5 5600がどういった性能を見せるのか、ベンチマーク結果を確認していくことにしよう。

CPU-Z(左)とGPU-Z(右)の実行結果

 まず最初のベンチマークとして、CPUのマルチスレッド性能とシングルスレッド性能を3DCGのレンダリング速度で測る「CINEBENCH R23」を実行した。

CINEBENCH R23実行結果

 結果はマルチスコアが10595pts、シングルスコアが1459ptsというものだった。参考程度だが、上位モデルRyzen 5 5600XのCINEBENCH R23マルチスコアは約11000pts前後だったので、その差はわずか3~4%となる。ほぼ動作クロック分の性能差を確認できた格好だ。冷却性能やメモリー速度などによってはスコアの逆転も考えられる程度の差なので、Ryzen 5 5600は評価の高かったRyzen 5 5600Xとほぼ同程度の性能を持っていると考えていいだろう。

 次は、実アプリケーションに近い負荷でパソコン全体の性能を測る「PCMark 10」(Ver.2.1.2556)の結果を見ていこう。

PCMark 10実行結果

 総合スコアは6822で、その内訳は、アプリ起動速度、ビデオ会議、Webブラウジングの性能を測る「Essentials」が10561。表計算や文書作成のオフィスソフト性能を測る「Productivity」が9534。写真編集や動画編集、3DCG製作などのクリエイティブ性能を測る「Digital Content Creation(DCC)」が8558という結果になった。

 Essentialsがスコア10000の大台を超え、Productivityも10000に近いスコアを叩き出していることから、普段使いはもちろんのことテレワーク作業なども十分快適にこなせる性能であることが伺える。GPUの性能が支配的になるDCCのスコアについては若干抑え気味な傾向ではあるものの、参考までに「Ryzen 5 5600G」の内蔵GPUを用いたDCCスコアが約6800ほどだったので、エントリーモデルとはいえGeForce RTXシリーズを装着しているだけの有意な差がスコアにも表れている。

 続いて3Dグラフィックス性能を測る定番ベンチマーク、「3DMark」(Ver.2.22.7336)でのパフォーマンス計測を実施した。

3DMarkスコア

 DirectX 11のテスト「Fire Strike」では、フルHD(1920×1080ドット)のFire Strikeが14548、4K(3840×2160ドット)のFire Strike Ultraが3556というスコアに。DirectX 12のテストを行なう「Time Spy」では、WQHD(2560×1440ドット)のTime Spyが6379、4KのTime Spy Extremeが2952という結果になった。Direct X Raytracing(DXR)のテスト「Port Royal」のスコアは、3557となる。

 フルHDのFire Strikeではそこそこのスコアを出せているが、解像度が上がるほかのテストは少し厳しめという、RTX 3050の想定するターゲットどおりの結果が得られたように思う。ベンチマーク中のフレームレートを確認すると、Fire Strikeで約60~90fps出ていたシーンが、Fire Strike Ultraでは20fps以下になってしまうなど、4Kでは少し厳しい結果といえる。

 また、WQHDのTime Spyも約30~40fpsとスムーズな動作は少々難しそう。ただ、RTX 3050はGeForce RTXシリーズの特徴でもあるDLSSを使用可能なので、対応ゲームであればWQHDでも快適に遊べる可能性は十分高いと思われる。なお、レイトレーシングテストのPort Royalは常時10fps台だったので、あくまで効果を確認できる程度のものとして考えておこう。

 次に、内蔵ストレージの転送速度を「CrystalDiskMark 8.0.4」で計測した。事前に「CrystalDiskInfo」にて内蔵ストレージのモデルを確認したところ、試用機には「Intel SSD 670pシリーズ 512GB」が搭載されていた。PCI Express Gen3接続で3D QLC NANDを採用する512GBのM.2 NVMe SSDだ。

CrystalDiskMarkの実行結果

 「CrystalDiskMark」のテストの結果は、シーケンシャルリードが3054MB/s、シーケンシャルライトが1646MB/sというもので、PCI Express Gen3接続のM.2 NVMe SSDとしてはやや高速なリード性能を持つM.2 NVMe SSDということがわかった。普段使いやゲームのローディングなどでストレージ性能に不満を感じることはほぼないと思われる。

 512GBというSSDの容量に関しては、一般的な用途であれば十分といえるものの、ゲーミング用途では少々心もとないといわざるを得ないだろう。本格的にゲーミングパソコンとして運用していくのであればSSDの増設が不可避となるが、FRGXB550/WS2/NTKにはM.2スロットが1基しかない点は留意しておきたい。

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