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新車を買った情報2022 第99回

ロードスターにエントリープラグ? 謎の小物入れ活用法ついに発見さる

2022年05月16日 09時00分更新

文● 四本淑三 編集● ASCII

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■ポケトル以前の時代はタンブラーだった

 「でも純正のボトルホルダーがあるんだし、そこに入るタンブラーの方が取ったり置いたりしやすくない?」

 確かに。私もそう考え、これまでスタンレーの「‎真空マグ0.23L」を愛用しておりました。これは、はっきり言って名品です。

 まずロードスター備え付けのホルダーにぴったり。サーモマグとしての特徴は、二重構造の蓋にあります。

 まずハンドル付きの外蓋を開くと、飲み口付きの内蓋が登場。コーヒーが直接唇に触れないので熱くないし、ちびちび飲むに都合の良い形です。穴が奥にあるおかげで、舗装路をのんびり流している限り中身も簡単にはこぼれません。

 そしてこの中蓋を外すとステンレスタンブラーに変身。飲み口のエッジは折り返し加工で丸められ、外側は鏡面仕上げも施されているので、口当たりがとてもよろしい。この形態で私は家でも使っています。

 ちなみに中蓋を外した状態でも外蓋で蓋ができます。中蓋・外蓋ともにパッキンは二重構造で、しっかり閉めておけば中身が漏れることもありません。なにせ開口部が大きいので、具の大きなスープなんかも入れられるという万能選手であります。

 ただ、その径の大きさが仇にもなります。ポケトルは径が小さく、片手で握りやすい。蓋の開閉も軽く、頻繁に開け閉めするのも楽。信号待ちに飲むコーヒー専用ボトルとしてなら、ポケトルに軍配が上がります。

 そんなポケトルにも問題はあります。

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