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春のヘッドフォン祭 2022 mini 第3回

春のヘッドフォン祭 2022 miniで見つけた新製品、参考出展

2022年04月30日 18時00分更新

文● ASCII

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 4月29日に開催された「春のヘッドフォン祭 2022 mini」。会場で見つけた新製品、参考出品から気になる製品をまとめてみた。

歯科技工の技術を取り入れた「FitEar Silver」

 須山歯研の65周年モデルとして展開するFitEar Silver。歯科精密鋳造技術を応用した銀の筐体が美しいイヤホンだ。カスタム化は予定していない。フルレンジのBA型ドライバーを高域用のBA型ドライバーで補うた構成になっており、バランスドアーマチュア型でも中高域のピークが少なく、ワンユニットでも音楽全体を表現できるドライバーとの出会いが重要だったとする。発売日・価格などは後日公開する。

美しい金属筐体

FitEar Silver

iFi audioのGO barや驚きのケーブルエージングマシン

 イベント全体を通してかなり注目度が高かったiFi audioの「GO bar」。スマホなどとつないで簡単に高音質な再生が楽しめるUSB DAC内蔵アンプだ。価格は5万円前後と少し高めだが、対応するフォーマットが幅広く、聴いた人の中ではかなりの高音質という評判が立っていた。

GOシリーズの第1弾製品「GO Blu」(左)と並べたところ。

付属ケースにケーブルと一緒に入れ、コンパクトに持ち運べる。

USB Type-CのショートケーブルとLightningケーブルの2つを同梱する予定。

LEDわきのシルク印刷を見ると、非常に多機能だとわかるのでは?

サイドに音量調節ボタンなどを備えている。

 また、来場者の注目を集めていたのが、ケーブルエージングマシン。「エージングによる聴感上の変化はある」とのことだが、「よく感じるかどうかはその人次第だ」という。コンセプトだけでなく、価格設定も度肝を抜かれるもの。

TELOSの「QBT」というケーブルのエージングに特化したマシン! コンセプトもそうだが、385万円という価格設定にも驚く。

背面には各種アナログ端子に加え、USBなどのデジタルケーブル用端子も装備しており、写真のように両端を差し込んで一定時間電気を流す。会場では来場者のケーブルをエージングするサービスを実施していたが、この極太のバランスケーブルも一般の方が持っていたものだそうだ……。

トップウィングのオリジナルケーブルも展示

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