このページの本文へ

Core i7-12700KとRTX 3060搭載「LEVEL-R769-LC127K-RBX」のゲームにおけるパフォーマンスを計測

「ELDEN RING」や「Apex Legends」もガッツリ遊べる! 第12世代Core&RTX 3060のLEVEL∞ゲーミングPCの性能をチェック

2022年04月29日 11時00分更新

文● 藤田忠 編集●八尋/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

「LEVEL-R769-LC127K-RBX」

 カッコいい直線的なフラットなフォルムに、優れたエアフローやメンテナンス性など、隙のない仕上がりが魅力の新しいミドルタワーケースを採用したゲーミングパソコン「LEVEL-R769-LC127K-RBX」(関連記事)(関連記事)。今回は、もっとも気になるゲーミングパフォーマンスをチェックしていこう。

 LEVEL-R769-LC127K-RBXのビデオカードには、フルHD解像度でのゲームプレイをターゲットにしたGeForce RTX 3060を採用している。ミドルクラスGPUだが、144Hz駆動のゲーミングディスプレーと組み合わせてeスポーツタイトルをプレイすることも十分狙える。

 MMORPG定番「ファイナルファンタジーXIV」や、人気eスポーツタイトルの「Apex Legends」、やみつきになる人続出中の「ELDEN RING」といったタイトルのパフォーマンスをみていこう。

ビデオカードはGeForce RTX 3060 GDDR6 12GBを採用

試用機では、デュアルファン仕様のクーラーを採用するMSI製ビデオカードが搭載されていた

試用機の主なスペック
CPU Core i7-12700K(12コア/20スレッド、最大5.0GHz)
CPUクーラー 360mm水冷クーラー
グラフィックス GeForce RTX 3060 12GB GDDR6
メモリー 16GB(8GB×2、DDR4-3200)
ストレージ 1TB SSD(M.2接続、NVMe対応)
チップセット インテル Z690 チップセット
内蔵ドライブ
通信規格 有線LAN(2.5GBASE-T)
電源 700W 80PLUS BRONZE認証 ATX電源
サイズ およそ幅220×奥行460×高さ465mm
OS Windows 11 Home(64bit)

人気の衰えない”FFXIV”は最高画質でプレイできる

 まずは国産MMORPGの金字塔「ファイナルファンタジーXIV」からみていこう。公式ベンチマーク「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」を最高品質で実行すると、RTX 3060のターゲットとなるフルHDは、非常に快適指標となるスコアの1万5000を大きく超える2万660を記録している。

ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマークの結果

 また、ベンチマーク実行中の平均フレームレートも144.8fpsと、エフェクトが飛び交うレイドコンテンツでも快適にプレイできる数値になっている。また、WQHD解像度でも1万5000スコアを超え、平均フレームレートは102.1fpsと、快適なプレイを実現できるフレームレートだ。

フレームレート結果

高リフレッシュレートのゲーミングディスプレーと組み合わせてFPSが楽しめる

 続いてはゲーミングパソコンの購入目的であげられることが多いバトルロイヤルゲームの1つであろう「Apex Legends」をチェックしていこう。

 画質は各種項目をもっとも高くした状態「最高」に加え、フレームレートを優先して描画品質を落とした状態(フレームレート優先)に設定した。144fps(144Hz)に固定されているフレームレートのロックは解除し、「射撃訓練場」の一定コースを60秒間移動した際のフレームレートを「CapFrameX」で記録している。

「Apex Legends」の結果

 RTX 3060のメインターゲットとなるフルHD解像度では、最高品質で181.9fps、フレームレート優先で243.2fpsと、高リフレッシュレートのゲーミングディスプレーと組み合わせてのプレイが狙える平均フレームレートになっている。フレームレート優先なら1パーセンタイル点も144fpsを超えていたので、144Hz張り付きプレイも実現できるだろう。また、ターゲット解像度のワンランク上となるWQHDでの快適なプレイも視野に入る。

幾度もの死を乗り越えたときの感動がスゴイ「ELDEN RING」のフレームレートをチェック

 実ゲームタイトルの最後は「ELDEN RING」だ。フレームレートは60fps固定となるが、描画負荷は高めになっている。描画品質は「最高」と「中」に設定し、序盤「リムグレイブ」で、大型の敵となるトロル(剣)などと戦闘を行なった際のフレームレートを計測している。

「ELDEN RING」の結果

 フルHD解像度だけでなく、WQHD解像度でも十分快適なプレイが可能なフレームレートになっている。とはいえ、最高、中画質でも、60fps張り付きとはいかないので、ちょっとしたカクつきが死につながるボス戦など、シーンに合わせて描画品質の調節を行ないたい。

 定番ベンチマークの「3DMark」も行なっておこう。

 テスト解像度がフルHDの「Fire Strike」以外は、テスト中のフレームレートが60fpsを切ってしまうが、実ゲームタイトルと同じく、WQHD解像度でのテストとなる「Fire Strike Extreme」や、「Time Spy」も、まずまずのスコア・フレームレートになっている。描画品質次第では、WQHDゲーミングも狙っていける。

「3DMark」の結果

フルHDでいろいろなゲームが存分に楽しめる1台

ゲームだけでなく、配信や動画編集もこなせる性能を持っている

 直線的なフラットフォルムのカッコいい見た目に、写真や動画の編集といったクリエイティブな作業と、旬なゲームタイトルの快適プレイを実現する性能を備え、価格は25万1980円からとなっている「LEVEL-R769-LC127K-RBX」は、パソコンデビューをかざる1台や、数年ぶりにパソコン新調を考えている人におすすめなモデルといえるだろう。

■関連サイト

カテゴリートップへ