このページの本文へ

「kintone」をアルペンのシステム内製化を推進する業務プラットフォームとして導入

2022年04月25日 18時00分更新

文● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 サイボウズは4月25日、同社のローコードツール「kintone(キントーン)」が、アルペンのシステム内製化を推進する業務プラットフォームとして導入されたことを発表した。

 アルペンでは日々変化する事業環境や顧客のニーズに追従するための機動性とITコスト最適化の両輪を目指して2019年から社内システムの内製化を進め、 2021年には「ゴルフ5プレステージ」業態で、 クラブフィッティングの結果や購買履歴、 接客の記録といった全ての顧客情報を電子カルテ化。日々の接客に活かすためのCRM(Customer Relationship Management/顧客関係管理)システムをkintoneで構築。この経験を通じ、kintoneを使用すれば多くのシステムを内製できることを確信してシステムのリプレイスのタイミングや新規のシステム化要望が起案された際には、 まずはそのシステムがkintoneで代替/実現可能かを検討するようになったという。

 その結果、現在では店舗で立ち上げる新たなサービスの大部分が情報システム担当者によるkintoneの基本機能で内製構築されるに至ったという。2022年2月にはOMO(Online Merges with Offline)施策の一環として、 全国の店舗で使用するPOSシステムとEC系基幹システムを繋ぐ受注管理システムをkintoneで構築し、BOPIS(Buy Online Pick-up In Store)を実現。

 kintoneを使用した受注管理システムでは、予約購入品の自宅受け取りの仕組みと、 ECサイト(アルペンPayPayモール店)で購入した商品の店頭受け取りの仕組みをわずか2ヵ月・5人月程度で構築したとしている。

 店頭での接客時、 店舗に商品在庫が無い場合や顧客が自宅への配送を希望した場合、スタッフが専用ECサイトから注文登録すると注文情報がkintoneで構築した受注管理システムに連携。それをレジ(POSシステム)で呼び出して顧客の会計となり、代金の支払い完了をもってkintoneからEC系基幹システムに出荷指示データが送信されて商品が自宅に配送される。店頭で注文・会計して自宅で受け取るという買い物の新たな形として多くの顧客に利用されている。
 
 また、逆にECサイトで注文した商品を店頭で受け取ることも可能で、アルペンPayPayモール店で顧客が注文登録をすると商品情報がkintoneに登録されて該当店舗の在庫を確保。購入者が来店した際にあらかじめkintoneから発行された注文票をレジ(POSシステム)で読み取るだけで、商品を受け取ることができる。

 アルペンでは活用の幅を拡げ、新たに始めるサービスや事業で必要なシステム、業務を効率化するためのシステムまで、さまざまなところでkintoneを活用。今後は現場の声にも応えてビジネスの変化に合わせて柔軟に業務もシステムも変化できるよう、kintoneを軸にしたビジネスそのものの加速、業務改善を目指すという。

カテゴリートップへ