日本HPは4月21日、省スペースでの作業環境を実現するエントリーワークステーションの新製品「HP Z2 Mini G9 Workstation」「HP Z2 SFF G9 Workstation」「HP Z2 Tower G9 Workstation」を発表した。5月上旬に発売する。
第12世代インテルCoreプロセッサーを搭載。複数のアプリケーションを同時に活用し、3Dモデリング、レイトレーシングやVRといった複雑なビジュアライゼーションに取り組むデザイナー向けに設計しているという。
コンパクト筐体を採用したZ2 Mini G9は、デスク上に収まりやすくディスプレーの裏側にも取り付けることも可能。専用のラックマウントキットで5Uのスペースに6台キッティングでき、リモートでの作業も可能とする。ロープロファイルNVIDIA RTXプロフェッショナル・グラフィックスの搭載により、Kシリーズを含む次世代インテルCoreプロセッサーを組み合わせることで、デザインやレンダリング、シミュレーションを行なうために複数のアプリケーション間でのシームレスな移動を実現し、2Dから3Dへのワークフローを強化するパフォーマンスを提供。
スリム筐体のZ2 SFF G9は、シミュレーションやリアルタイムレイトレーシングにも対応可能な高性能ワークステーション。最新のNVIDIA RTXプロフェッショナル向けグラフィックスと次世代のインテルCore Kシリーズプロセッサーをサポートし、高い拡張性能を省スペースで実現。
タワー型ワークステーションHP Z2 Tower G9は、迅速なレンダリングや高速なシミュレーション、リアルタイムのレイトレーシングといった用途に対応。優れた拡張機能により、将来のニーズにも対応する。
価格
・HP Z2 Mini G9 Workstation :30万4700円~
・HP Z2 SFF G9 Workstation :17万6000円~
・HP Z2 Tower G9 Workstation :18万2600円~