車内がうるさいハンヴィー
米軍払い下げ車両のハンヴィーは普通の道をただ走るだけでもアトラクションみたいで楽しいんですけど、マイナスポイントもたくさんあります。
たとえば車内温度。エアコンがないので夏は地獄の暑さだし、冬はヒーターはあるものの車体のあちこちが隙間だらけなので暖房性能は低く、寒い日は手がかじかんでヤバいです。
雨が降るとドアの隙間から入り込んでくるし、快適なのは春と秋の晴れた日だけと言っても過言ではありません。
騒音もかなりひどくて、エンジンの後ろ半分がキャビンに食い込んでいて防音も考えられていないから、うるさいことこの上なし。時速40kmを過ぎたあたりから助手席の人と会話がしづらくなり、時速50kmを超えると怒鳴り合いになってしまいます。
そんな状態では無線機での通話もまともにできないので、軍ではヘッドセットが欠かせません。無線機には車内通話装置を付加でき、乗員どうしは全部ヘッドセットを通じて会話するようになっています。
でもスピーカーが欲しい
まあ、基本的にはたんなる移動と荷物運搬のための手段、道具っていう感じですね。当然ながら快適装備のようなものは何一つなく、シガーソケットもドリンクホルダーもカーステレオも付いてないし、小物入れもなければシートのリクライニングもありません。
ただ、音楽ぐらいは聴きたかったりするじゃないですか。高速道路を時速80kmとかで走ってる時は無理でも、街中や渋滞中の高速なら聴こえるはずです。
というわけでBluetoothスピーカーを買っちゃいました。
知り合いの購入報告を見て気になっていた「MUZEN Wild Mini Portable Bluetooth Speaker」(実売価格1万1000円前後)という製品です。
小さいけどズッシリ
箱を開けるとなんだかずいぶん立派なケースに入っていました。ケースやボックス大好きっ子なのでちょっと嬉しいです。
購入する時にサイズを全く見てなくて勝手に10cm角ぐらいあるんだと思ってたんですけど、開けてビックリ超ちっちゃい! 説明書の仕様を見たら幅60.8×奥行き35.7×幅77.9mmとなっていました。そりゃ“Mini”なんだから小さいわけですよね。
そしてケースから出してまたビックリ。こういうのって見た目と違ってプラ製で軽かったりすることが多いのに、金属製で見た目以上にずっしりと重いです。金属の塊っていう感じ。仕様ではおよそ248g、実測では250gありました。
付属品は取扱説明書と充電用のUSBケーブル。説明書は英語、ドイツ語、フランス語、日本語、中国語で書かれていました。
ミリタリー風デザインが購入の決め手です
外観はミリタリー風でハンヴィーにピッタリ。軍の払い下げ品と言われたら信じちゃいそうなぐらいです。
色はメタルグレー、ジャングルグリーン、デザートイエローの3色があり、購入したのはデザートイエローです。メタルグレーは軍用機や軍艦のような灰色、ジャングルグリーンは暗めの緑で、どれもミリタリーテイストとなっています。
うちのハンヴィーはグリーン/ブラウン/ブラックの3色迷彩なのでジャングルグリーンの方が合うんですけど、砂漠系のタンに塗り替えてるところなんですよね。車内は緑一色のままなので迷いましたが、SANDに塗ったモトコンポで使うこともあるかもしれないのでデザートイエローに決めました。
デザイン的には立てて使う感じですが、ハンヴィーの車内のように不安定な場所では転がってしまいます。その点もちゃんと考慮されていて、背面の四角にはゴム足が。
モトコンポのように置き場所がない時は、ループにストラップを取り付けてぶら下げることもできます。
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