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シャオミ新フラグシップ「Xiaomi 12」発表 最強スナドラに上位機は3眼カメラが全部50メガ

2022年03月15日 22時35分更新

文● ASCII

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 シャオミは、「Xiaomi 12 Series Global Launch」と題したオンライン発表会をグローバル向けにオンラインで開催。その中で次期フラグシップ「Xiaomi 12」シリーズの3モデルを発表した。

 なお、今回の発表会はXiaomi Japanの公式SNSアカウント(@XiaomiJapan)で告知されているほか、同じくXiaomi JapanのYouTubeチャンネルでは、日本語字幕付きの映像を配信するなど、製品の国内リリースにも期待が持たれたが、発表会後に同アカウントでは「残念ながら、Xiaomi 12シリーズは国内で販売予定はございません」とツイートしている。

70mmを切る横幅で持ちやすさをアピールのハイエンド機
「Xiaomi 12」

 まず、1機種目の「Xiaomi 12」は高い性能とともに、「Secure and comfortable grip」と紹介したように、横幅70mmを切るコンパクトさ、そして前面背面ともに曲面を採用したデザインで握りやすさも追求した1台。発表会では、画面サイズが6.28型とiPhone 13の6.1型よりも大きいのにも関わらず、横幅では1.6mm小さい点をアピールした。

 カメラは、1/1.56型のソニー製「IMX766」による50メガセンサーがメインで、124度の画角を持つ超広角(13メガ)とテレマクロレンズ(5メガ)の3眼構成。動画でも静止画でも、人の顔や目、動きをAIが認識して、フォーカスを合わせ続ける「Xiaomi ProFocus」、暗い場所での動画撮影で威力を発揮する「Ultra Night Video」などの機能もある。

 6.28型有機ELディスプレーは120Hzのリフレッシュレートに対応。68億色表示や1万6000段階の明るさ調整で寝る前の利用でも人の睡眠を妨げないとした。

 SoCは現行最速のSnapdragon 8 Gen1。冷却性能にも力が入られており、大型のベイパーチャンバーやグラファイトフィルムが搭載されている。バッテリー容量は4500mAhで、最大67Wの急速充電により、39分でフル充電が可能。フルチャージのまま放置されて、バッテリーを傷めないように、80%まで達したのちに一旦充電を止め、起きる直前に100%にする仕組みも採用されている。

 カラバリはブルー、グレー、パープルの3色で、価格は749ドルから(約8万9000円)。

ディスプレーの大型化とカメラが強化された「Xiaomi 12 Pro」
広角/超広角/望遠の3眼すべてが5000万画素

 続いては「Xiaomi 12 Pro」。画面サイズが6.73型に大型化されただけでなく、カメラも大幅に強化の上位モデルとなる。

 こちらもカメラ自体は3眼だが、メインの50メガセンサーはXiaomi 12よりサイズが大きい、1/1.28型のソニー製「IMX707」。また、超広角、望遠(48mm相当)ともに50メガと、レンズを選ばずに高画質、強力なナイトモード、4K/60fpsの動画撮影が可能とする。

 ディスプレーはより高解像度なWQHD+(1440×3200)の有機ELで、コントラスト比は800万:1、最大輝度は1500ニト。コンテンツに合わせて自動的にリフレッシュレートを自動調整する「AdaptiveSync」は「AdaptiveSync Pro」に進化。アプリ単位だけでなく、アプリ内のあらゆる操作に応じて、動的にリフレッシュレートを調整して、滑らかさと省電力性能を兼ね備える。

 こちらの急速充電は最大120W対応。わずか18分でフル充電が可能なだけではなく、端末内の9つのサーマルセンサーなどにより、安全に急速充電が可能としている。対応ACアダプターも付属する。

 こちらもカラバリはブルー、グレー、パープルの3色で、価格は999ドルから(約11万8000円)。

 最後の「Xiaomi 12X」は、画面サイズやカメラなどはXiaomi 12と近い仕様ながら、SoCにSnapdragon 870を採用することで、価格を抑えている。価格は649ドル(約7万7000円)。


発表会後のXiaomi Japanの公式アカウントのコメントについて追記しています。(3/15 22:45)


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