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テラデータ、H2O.aiとの協業によりクラウドでのエンタープライズAIの導入を加速

日本テラデータ株式会社
2022年02月24日

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日本テラデータ株式会社
「Teradata Vantage」と「H2O AI Hybrid Cloud」を統合し、マルチクラウドおよびハイブリッドクラウド環境における迅速かつ大規模なAIベースのソリューション構築と導入をサポート


サンディエゴ & マウンテンビュー – 2022224() - テラデータ(NYSE: TDC)と、人工知能(AI)クラウドプラットフォームを提供するH2O.aiは、本日、同社の最先端AIプラットフォームである「H2O AI Hybrid Cloud」と、テラデータのマルチクラウド・データ・プラットフォームである「Teradata Vantage」の統合を発表しました。この統合により、テラデータとH2O.aiのお客様は、AIソリューションを迅速かつ容易に作成、展開、運用してビジネス上の諸問題を解決し、高いビジネス価値を引き出せるようになります。

H2O.aiの創業者兼CEOであるSri Ambati氏は次のように述べています。「AIへの取り組みが遅れてしまう原因は、さまざまなデータ、アナリティクス、AIプラットフォームが分断されているからだ、というお客様の声を頻繁に耳にしてきました。今回H2O AI Hybrid CloudとTeradata Vantageを統合したことで、プラットフォーム間がシームレスに連携され、あらゆる種類のデータストア、アナリティクス、AIを統合できるようになりました。お客様は、より多くのデータに迅速にアクセスできるようになり、ビジネス上の意思決定を、精緻な情報と新たなインサイトに基づいて下すことができます」

Teradata Vantageを使用することで、データエンジニアやデータサイエンティストは、大規模な機械学習のためのデータ処理や準備を、R、Python、SQLなどの使い慣れた言語で実行でき、従来AIプロジェクトで大きな負担がかかっていた分析用データの準備に要する時間を大幅に短縮できます。一方、H2O AI Hybrid Cloudは、高度な自動フィーチャーエンジニアリング、自動アルゴリズム選択、自動モデル検証機能等を備え、データサイエンティストのモデル構築プロセスを高速化します。両者を組み合わせることで、データがクラウド、複数のクラウド、ハイブリッド環境、どこに存在するかを問わず、AIイニシアチブを迅速かつ大規模に構築・展開できる環境を提供し、大規模組織を中心に近年一層高まるお客様のこうした要望に応えます。

テラデータのチーフ・プロダクト・オフィサーであるヒラリー・アシュトンは次のように述べています。「Teradata Vantageが提供する柔軟で拡張性のある分析環境は、一貫して信頼性の高いワークロードを処理できるだけではありません。私たちがいま注力しているのは、自社の競争力を一層高めるためにAIの可能性を探りたいという企業のお客様の日々高まる関心に応えることです。すべてのデータを活用し、意味のあるビジネス成果をもたらす複雑なAIソリューションを迅速に開発・展開したいと考える企業にとって、ペタバイト級のデータを拡張・管理できるTeradata Vantageのパワーと、マルチクラウドやハイブリッド環境を含むあらゆる場所に展開できるTeradata VantageとH2O AI Hybrid Cloud双方の柔軟性の組み合わせは、きわめて魅力的なソリューションとなるはずです」

今回の統合により、お客様は、不正防止や異常検知から、顧客離れを事前回避するための行動変化検知、価格の最適化、顧客の拡大まで、数え切れないほどのユースケースを追求することができ、お客様がより良いビジネス上の意思決定を行うために評価したいと考えているあらゆるAIイニシアチブの可能性が広がります。

提供状況について
H2O AI Hybrid CloudとTeradata Vantageの統合ソリューションは、現在、日本を含めグローバルで提供しています。

H2O.aiについて
H2O.aiはAIクラウドのリーディングカンパニーであり、すべての人のためにAIを民主化することを使命としています。お客様は、H2O AIハイブリッドクラウドプラットフォームを使用して、複雑なビジネス上の問題を迅速に解決し、新しいアイデアの発見を加速しています。H2O.aiは、AT&T、Allergan、Bon Secours Mercy Health、Capital One、Commonwealth Bank of Australia、GlaxoSmithKline、Hitachi、Kaiser Permanente、Procter & Gamble、PayPal、PwC、Reckitt、Unilever、Walgreensなど、Fortune 500の半数以上、100万人のデータサイエンティストを含む20,000以上のグローバル組織に信頼されているAIプロバイダーです。ゴールドマン・サックス、エヌビディア、ウェルズ・ファーゴは、顧客やパートナーであるだけでなく、同社への戦略的投資家でもあります。H2O.aiの顧客は、幅広い技術と社員の深い専門知識に基づいて、業界で最も高い78のネット・プロモーター・スコア(NPS)を獲得しています。世界トップ20のKaggleグランドマスター(世界最高の機械学習の実践者とデータサイエンティストのコミュニティ)は、H2O.aiの社員です。世界をより良い場所にするための強いAI for Goodの理念とResponsible AIが会社の目的を後押ししています。www.H2O.ai、私たちの活動にご参加ください。

Teradata Vantageについて
Teradata Vantageは、エンタープライズ・アナリティクスのためのコネクテッド・マルチクラウド・データ・プラットフォームです。データ分析、データ・レイク、データウェアハウスを統合することで、エコシステムを簡素化します。Teradata Vantageを使用することで、エンタープライズレベルの企業は、サイロを排除し、データがどこに存在するかに関わらず、すべてのデータをいつでもコスト効率よく照会し、ビジネスの全体像を把握することができます。

テラデータについて
テラデータは、企業向けコネクテッド・データ分析プラットフォームをマルチクラウドで提供し、小規模から大規模まであらゆるデータ活用を可能にし、お客様のビジネス課題を解決します。テラデータは、従来のデータ処理やデータ管理アプリケーションでは対処できない、莫大で複雑なデータ・ワークロードにも迅速に対応できる柔軟性を提供します。詳細はTeradata.comをご覧ください。

[2021年10月26日にテラデータ・コーポレーションより発表されたプレスリリースの抄訳です]

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Teradataのロゴは、米国テラデータ・コーポレーションの商標です。Teradataは、米国テラデータ・コーポレーションまたは関連会社の米国およびその他各国における登録商標です。

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