wena 3本体は一般販売のブラックモデルと共通だが、ヘアライン処理を施したメタルバンドは本機専用
落ち着いたプレミアムなデザインのウォッチヘッド
wena 3の本体は、すでに発売されているブラックのモデルとデザイン・カラーともに変更していない。ケースとバンドをつなぐ「先かん」も、手首に装着した時のあたりを抑えて、心地よくフィットするデザインとしている。本モデルのため専用に起こしたバンドはカラーをXperia 1 IIIと同じフロストブラックとして、表面に繊細なヘアライン処理を施している。
ウォッチヘッドの色調は、落ち着いたメタリックブラックに統一している。表面は乾式メッキ処理。ケースの材質はサビや腐食に強いステンレスの「SUS316L」だ。風防の材質は球面ミネラルガラス。ケースのサイズは43.2mm、厚みは約14mm。5気圧防水。
筆者も実機を手首に当ててみたが、とても馴染みが良かった。なおウォッチヘッドはシチズン時計が設計・製造している。
文字盤は上質なマット仕上げ。バーインデックスには微細なヘアライン処理をかけた。光沢感のあるソニーのロゴは、文字盤を傾けると穏やかに煌めく。3つのサブダイヤルは、3時方向に配置したダイアルが24時間計。6時方向と9時方向のサブダイヤルは、それぞれクロノグラフの秒針・分針の役割を担っている。ウォッチヘッドには自動時刻修正やソーラー充電などの機能は搭載していない。
サイドのボタンのトップにXperia 1 IIIのカメラシャッターボタンと同じクロスローレット加工を施した
ケースの右側面にはリュウズと2つのボタンがある。いずれもボタンのトップ、または側面にXperia 1 IIIが搭載するカメラシャッターボタンと同じクロスローレット加工を付けて、指先の掛かりを安定させた。
パッケージはXperiaとデザインを揃えた
