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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第323回

AQUOS senseシリーズの最新作「AQUOS sense6」はカメラとディスプレーが進化した高コスパモデル!

2021年11月28日 12時00分更新

文● 友納一樹 編集●ASCII

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 今回レビューするのは、シャープの「AQUOS sense6」。コストパフォーマンスの良さからキャリア機、SIMフリー機ともに人気のあるAQUOS senseシリーズの最新作です。キャリアでは、ドコモが5万7042円、auが4万470円、楽天モバイルが3万9800円で販売しています。

 カラーは、「ライトカッパー」「シルバー」「ブラック」がキャリア3社、SIMフリー版の共通色。ドコモはオンラインショップ限定で「ブルーメタリック」を取り扱っています。

 今回AQUOS sense6(ドコモ版)を1週間ほど使ってみた、その使用感をレポートします。

前作より20gの軽量化
取り回しの良さはうれしいポイント

 本体は非常に軽量で持ちやすい印象。前作のAQUOS sense 5Gと比べると約20gも軽量化しており、さらに厚みも1mm減っています。本体幅は約70mmに抑えられているため、しっかり握れます。エッジ部分は角ばったデザインで、全体に質素なAQUOS senseシリーズらしさを感じます。今回はシルバーを使いましたが、違うカラーでは表情も異なるだろうと思います。

サイズは約70×152×7.9mm、重量は約156g

AQUOS senseシリーズらしい質素なデザイン

本体右側に、音量ボタン、アシスタントキー、電源ボタンを搭載

左側にSIMカードスロット。SIMピンを使わず引き出せるタイプ

下部に3.5mmイヤホンジャックとUSB Type-Cポート

 画面は約6.1型。AQUOS senseシリーズでは初めてIGZO OLEDを搭載し、フルHD+(1080×2432ドット)の解像度を持ちます。10億色の表示、リッチカラーテクノロジーモバイルに対応します。

 実は今回、最も期待以上の性能を体感できたのがディスプレーでした。縦長/横長スリムの画面はブラウジングが快適。動画視聴時も色彩豊かで、色表現の優秀さを感じます。サウンド面では若干の音の左右差があり、また本体にこもる(響く)感じもあるので、映画やドラマをじっくり楽しむならイヤホンやヘッドホンを使用したほうがいいでしょう。

インカメラは上部中央に搭載

夜景のクオリティーは想像以上
新画質エンジンが優秀

 背面のメインカメラは、標準(約4800万画素)+広角(約800万画素)+望遠(約800万画素)の3眼構成。AQUOS R6の画質技術を応用した「ProPix3」を搭載し、ノイズ低減、白飛び、黒つぶれを調整してくれるとのこと。

 基本は「AIオート」をオンにして撮影すればOK。被写体やシーンを認識し、最適な設定で撮影できるようになっています。風景や花、食事などと認識し、きわめて自然な仕上がりになる印象です。

通常画角で撮影

広角で撮影

最大ズームで撮影

食事と認識

マクロとまではいかないが接写も可能

 以前のAQUOS senseシリーズでは、日中の風景は自然に撮れても、夜景になると色彩が乏しかったり、光を強調しすぎてしまったりすることがありました。AQUOS sense6は、明暗のバランスをうまく調整して撮れていると感じます。暗部の光をしっかり拾いつつ、明るい場所は明るくなりすぎないように仕上げてくれます。また、光量の多い場所では、白飛びさせることなくかなりビビッドに撮れます。ProPix3の効果を感じました。

もっと粗さが出るかと思っていたが、明暗のバランスがとれていて細部も捉えられている

特に手前のプレゼント箱が色鮮やか

 インカメラは、約800万画素。背景ぼかしのほか、美肌や小顔などの補正効果を追加できます。

項目を選択し、スライダーを動かして調整

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